KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の六百八拾伍・・・下ごしらえ

ひゅ〜

小林 「冬めいてきたな」
北小岩 「そうでございますね」
小林 「山では動物や虫が、
 冬眠の準備に入ってるのやろな」
北小岩 「そうでございますね」

ひゅ〜ひゅ〜

小林 「それにしても冷たい風や」
北小岩 「わたくしも
 冬眠に入りそうでございます」
小林 「俺もやな」
北小岩 「確かめる必要がございますね」
小林 「そうするか」

ずれずれ

各自ふんどしをずらしてみると。

小林 「俺のはまだや」
北小岩 「わたくしのモノは、
 冬眠し始めております!」

どうやら二人のイチモツは冬眠するらしい。

小林 「お前のブツは
 起きてようが寝てようが、
 いい目にあうことは
 ないから構わんやろ。
 それより町内快感で
 催し物があるらしいな」
北小岩 「『気持ちいい目に
  あえそうなのに、
  すんでのところでいい目に
  あえない奴らのための講座』
 と書かれておりました」
小林 「俺たちもとんとごぶさたや。
 のぞいてみるか」

弟子は冬眠し始めた
イチモツを無理やり起こし、
先生の後をついていった。
ちなみに町内快感は誤字ではなく、
そのような名称なのである。

小林 「町のモテなさそうな奴が
 勢ぞろいしとるな」
北小岩 「講義が始まるようです」
講師 「そこの
 特にモテなさそうな奴。
 ことに及ぶ前に
 下ごしらえはしてるのか」
モテな
さそう
な奴
「えっ?」
講師 「下ごしらえを
 してるのかと
 聞いてるんだ!」
モテな
さそう
な奴
「いえ。
 まったくしてません」
講師 「では何をすればいい?」
モテな
さそう
な奴
「ええと。
 強壮剤を飲むとかですか」
講師 「まったく違うな。
 だから最後までいけないんだ」
モテな
さそう
な奴
「どうすればよろしいのですか」
講師 「まず半年前から
 ちんちんに、
 使用済みパンティの
 匂いを嗅がす」
モテな
さそう
な奴
「半年前からですか!」

講師 「そうだ。
 それからちんちんを
 ダシにつけ、
 塩コショウをして
 ととのえる。
 最低限それぐらいするのは
 当たり前だ!」
モテな
さそう
な奴
「わかりました!」


こんな講座に出ていたら、
一生気持ちのいい思いをすることはないであろう。

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2017-11-19-SUN

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