KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の六百八拾六・・・スパークリング

ぽとん

北小岩 「どんぐりさんで
 ございますね」

ぽとんぽとん

北小岩 「なんてかわいらしい形を
 しているでしょうか」

ささささっ

北小岩 「リスさんが
 やってまいりました」

ぱっ

北小岩 「どんぐりさんをつかみました」

きょろきょろ

北小岩 「隠し場所を
 探しているようです。
 いたずらしてみましょう」

弟子は褌をはずしてお尻を出し、
うつぶせになった。

北小岩 「うふふ。
 まさかわたくしの
 お尻の穴に隠しませんよね」

だだっ

むぎゅっ

北小岩 「むっ、
 わたくしのお尻の穴に
 隠そうとしております」

ぐいぐいぐいっ すぽっ

北小岩 「しまったでございます!
 どんぐりがお尻の穴深くに
 入ってしまいました!!」
小林 「お前真っ昼間から
 なんでケツを出しとるんや。
 変態か」
北小岩 「めっそうもございません。
 リスさんが
 わたくしのお尻の穴に」
小林 「相変わらず何の役にも立たん
 くだらんことを言っとるな。
 それより俺の友人が
 今までにないものを
 発明したらしいんや。
 行ってみるか」

弟子はお尻深くのどんぐりを
コロコロさせながら、師の後をついていった。

北小岩 「ここでございますね。
 発明家の方は
 いらっしゃいますか」
発明家 「誰かと思ったら先生たちか」
北小岩 「今までにない発明を
 されたとうかがいました」
発明家 「近頃僕は、
 スパークリングに
 傾倒しているんだよ」
北小岩 「どういうことでしょう」
発明家 「あそこに小股の割れ上がった
 女性がいますね。
 そこの方、
 ちょっとこちらへ来てください」
小股の
割れ上
がった
女性
「何よ」
発明家 「お忙しいところ
 申し訳ありませんが、
 このパンティを
 プレゼントするので
 履いてみてください」

ふすまに隠れて履いてみると。

ぱち! ぱち! ぱち!

小股の
割れ上
がった
女性
「何このパンティ!
 弾けてるわよ」
発明家 「いかがですか」
小股の
割れ上
がった
女性
「妙だけど
 ちょっとだけ気持ちいいわ」

発明家 「スパークリングパンティです」
北小岩 「凄いでございます!」
発明家 「ではあなたは、
 これをお尻に
 注入してください」

浣腸のようなものを渡すと、
弟子はお尻に入れた。

発明家 「屁をこいてみてください」
北小岩 「はい。う〜ん」

ぱち! ぱち! ぱち!

北小岩 「うわ〜!
 おならが弾けました!!」

ぱち! ぱち! ぱち!

ぽと

北小岩 「リスさんが入れてしまった
 どんぐりさんも
 出てまいりました」


ほんとによかったですね!

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2017-11-26-SUN

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