さんさん
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小林 |
「朝陽は気持ちええな」
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北小岩 |
「そうでございますね」
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小林 |
「昔は早起きなど
できなかったが、
今は早朝に目が覚めてしまうな」
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北小岩 |
「性夢のほうは、いかがですか」
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小林 |
「昔に比べ、
深度が浅くなっとるな」
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北小岩 |
「深度と申しますと」
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小林 |
「昔は自分でも
ねっちょりしすぎと思えるほどの
どスケベな夢を見たもんや」
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北小岩 |
「近頃はいかがですか」
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小林 |
「どことなく、
爽やかなエロが
増えてきたんやな」
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北小岩 |
「いささか残念な気が
いたします」
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先生にとっては爽やかであっても、
一般的にみればメタンガスが
ぽこぽこしているエロに違いないであろう。
ぷ〜ん
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小林 |
「むっ、
今何か匂わなかったか」
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北小岩 |
「屁でしょうか」
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小林 |
「もっとええ香りやな」
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北小岩 |
「あそこにパン屋さんが
できております」
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小林 |
「小股の割れあがった
店長がおるな」
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北小岩 |
「女性専用と書かれております」
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小林 |
「どういうこっちゃ」
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北小岩 |
「聞いてまいります」
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店から出てきた女性客に声をかける。
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北小岩 |
「あのう、
申し訳ございませんが。
むっぎょ!」
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なぜ弟子は「むっぎょ!」と
奇声を発したのか。
女性はなぜかパンティ姿で、
パンティの左下の部分からおちんちんのように
フランスパンのようなものを出していた。
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女性客 |
「何見てんのよ」
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北小岩 |
「なぜパンティから、
おちんちんのように
フランスパンを
出しているのでございますか」
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女性客 |
「これはフランスパンじゃなくて、
パンチンよ」
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北小岩 |
「なぜそのような」
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女性客 |
「町の男たちは、
股間に手を当てて
考えてみなさいよ!」
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謎の言葉を残して去っていった。
店から出てくる他の女性客たちも、
パンティからパンチンをはみ出させていた。
これはいったいどういうことであろうか。
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先生の町の男たちは、
他の町の男たちよりも平均ちん長が
短いといわれている。
そのことへのあてつけなのかもしれないが、
真偽のほどは定かではない。 |