KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の七百参拾・・・パン

さんさん

小林 「朝陽は気持ちええな」
北小岩 「そうでございますね」
小林 「昔は早起きなど
 できなかったが、
 今は早朝に目が覚めてしまうな」
北小岩 「性夢のほうは、いかがですか」
小林 「昔に比べ、
 深度が浅くなっとるな」
北小岩 「深度と申しますと」
小林 「昔は自分でも
 ねっちょりしすぎと思えるほどの
 どスケベな夢を見たもんや」
北小岩 「近頃はいかがですか」
小林 「どことなく、
 爽やかなエロが
 増えてきたんやな」
北小岩 「いささか残念な気が
 いたします」

先生にとっては爽やかであっても、
一般的にみればメタンガスが
ぽこぽこしているエロに違いないであろう。

ぷ〜ん

小林 「むっ、
 今何か匂わなかったか」
北小岩 「屁でしょうか」
小林 「もっとええ香りやな」
北小岩 「あそこにパン屋さんが
 できております」
小林 「小股の割れあがった
 店長がおるな」
北小岩 「女性専用と書かれております」
小林 「どういうこっちゃ」
北小岩 「聞いてまいります」

店から出てきた女性客に声をかける。

北小岩 「あのう、
 申し訳ございませんが。
 むっぎょ!」

なぜ弟子は「むっぎょ!」と
奇声を発したのか。

女性はなぜかパンティ姿で、
パンティの左下の部分からおちんちんのように
フランスパンのようなものを出していた。

女性客 「何見てんのよ」
北小岩 「なぜパンティから、
 おちんちんのように
 フランスパンを
 出しているのでございますか」
女性客 「これはフランスパンじゃなくて、
 パンチンよ」
北小岩 「なぜそのような」

女性客 「町の男たちは、
 股間に手を当てて
 考えてみなさいよ!」

謎の言葉を残して去っていった。

店から出てくる他の女性客たちも、
パンティからパンチンをはみ出させていた。
これはいったいどういうことであろうか。
 
先生の町の男たちは、
他の町の男たちよりも平均ちん長が
短いといわれている。
そのことへのあてつけなのかもしれないが、
真偽のほどは定かではない。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
メールの表題に「小林秀雄さんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2018-09-30-SUN

BACK
戻る