たったったっ
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北小岩 |
「秋はお散歩の速度も
あがりますね」
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小林 |
「そやな」
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北小岩 |
「わたくしたち、
所持金がそれぞれ2円ずつ、
合わせて4円しかございません。
しかし、このように毎日
有酸素運動を行っております。
血管にもよいですし、
体脂肪も燃やしてくれますね」
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小林 |
「ちんちんの脂肪も
減った気がするな」
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北小岩 |
「それはもともと
先生のおちんちんが
ペットボトルのふたぐらいの・・。
はっ、申し訳ございません。
本当のことを言ってしまいました」
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小林 |
「まあええ、
以前より齢を重ね、
俺も丸くなったわ。
金玉のようにな」
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あまりいい例えとはいえないであろう。
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北小岩 |
「先生はウォーキングの時、
どういうところに
注意をはらっておりますか」
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小林 |
「酸素の中に、
ええ女体のエキスが
入っていると信じて歩くんや。
そうすると、
吸いがいがあるで」
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北小岩 |
「なるほど!」
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小林 |
「むっ、こんなところに
沼ができるとる!」
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北小岩 |
「小屋があって、
町の男たちが
大勢おりますね。
ミニスカの白衣を着た
女性研究員がおります。
行ってみましょう」
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二人が小屋に近づくと。
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女性
研究員 |
「私は、ついに
瞬時に陰毛を長くする薬を
開発しました」
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北小岩 |
「えっ?」
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女性
研究員 |
「そこで益荒男のみなさまに
お願いがあるのです」
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北小岩 |
「はい」
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女性
研究員 |
「みなさまの陰毛を伸ばして
網をつくり、
沼で地引網を
してほしいのです」
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北小岩 |
「難易度が高いで
ございますね」
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女性
研究員 |
「もしも網に
マンボウがかかっていたら、
私が気持ちいいことを
して差し上げます」
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小林 |
「沼にマン・・・。
これはかなり
いやらしいことをされると
思って間違いないな」
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マンボウなどいるわけもないが、
浅はかな男たちの目の色が変わった。
研究員からもらった薬を各自つけると、
陰毛は数十メートルに達した。
毛をみんなで引っ掛けあい、
なんとか網状にする。
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女性
研究員 |
「そのまま沼に入って、
魚が入るように
陸に引き上げてください」
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ざぶっ
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男たち |
「そ〜れ! そ〜れ!」
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掛け声とともに、網を引く。
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小林 |
「大漁や!」
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網を引き寄せると、魚が飛び出してきた。
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小林 |
「マンボウか?
げっ、ヤバい!ピラニアや!!」
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がぶっ! がぶっ!!
ちんちん丸出しの男たちは、
イチモツをピラニアに齧られてしまいました。
おしまい。 |