KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の七百四拾伍・・・遅い初詣

小林 「今年初詣に行ったか」
北小岩 「行っておりません」
小林 「すっかり忘れとったな」
北小岩 「新年早々、
 働きづめで
 ございましたからね」
小林 「俺たちはエロ本によって
 生かされてるも同然や。
 町の有力者に
 年始の挨拶として
 えげつないエロ本を
 届けるという
 最重要任務があったからな」
北小岩 「いろいろなところで
 おせち料理を
 いただきましたね」
小林 「おかげで年初から
 豪華な食生活やった」
北小岩 「今年は
 気持ちのいいことが、
 複数起こりそうな気が
 いたします」
小林 「初詣に行き、
 運の鎌首を
 もたげさせんとな」

師弟は隣町にある『いぼ寺』に出向いた。

北小岩 「狛犬さんが
 いらっしゃいます」
小林 「まぬけな顔や。
 下からのぞいてみい。
 ちんちんがえらく小さいで」
北小岩 「確かに」

その刹那。

「ぐぐぐぐぐ〜、
 うわん!」

北小岩 「狛犬さんが
 襲ってまいりました!」
小林 「狛犬の後ろに
 シェパードが隠れとって、
 自分のちんちんが
 馬鹿にされたと
 勘違いしたんや」

ガブッ! ガブッ!!

小林&
北小岩
「うお〜!」

二人の金的は噛み砕かれた。

小林 「うぐぐぐ!
 あそこに常香炉がある。
 このままでは
 俺たちのちんちんは
 おしゃかや」
北小岩 「体の悪いところに
 煙をかければ
 治るかもしれません」

二人はあまりの痛さに這って炉へ。

北小岩 「なんとか
 たどり着きました」
小林 「これで
 俺たちのイチモツも
 一命をとりとめるな」

師弟はちんちんを
できるだけ煙に近づけるため、
踏み台に乗った。

ぐらっ!

小林 「むっ!」

ど〜ん

小林 「うお〜!」
北小岩 「熱いでございます!」

燃え盛る線香の束の上に
生のちんちんがかぶさってしまった。

今年も師弟のちんちんに、
希望はなさそうである。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
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2019-01-13-SUN

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