KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の七百四拾九・・・利息

ザバーッ

北小岩 「冷たいでございます!」
小林 「まだまだやな」
北小岩 「次は
 先生の番でございますよ」
小林 「軽いもんや」

ザバーッ

小林 「うう!
 ちんぽがとれる〜!」
北小岩 「わたくしより
 反応が滑稽では
 ございませんか」
小林 「ちんぽの行水は
 こたえるな」
北小岩 「多くの女性を
 マン足させるために、
 鍛えあげねばなりません」

師弟はこの時季、ちんちん行水をするのだが、
鍛えあげたところでその部分は
放尿以外で使うことはないと断言できる。

小林 「ところで、
 隣町に奇妙な銀行ができたのを
 知っとるか」
北小岩 「利息が
 すさまじいらしいですね」
小林 「俺たちの全財産は
 4円しかないが、
 ともかく行ってみるか」

しもやけになったちんちんをいたわりながら、
銀行の前へ。

小林 「看板を見てみい」
北小岩 「チンポ銀行と
 書かれております。
 『CHINPO BANK』の
 表記もございます。
 外資に違いありませんね」

そんなことはないと思う。

北小岩 「銀行マンさんが
 出てまいりました。
 もしもし、
 貴方様の銀行の利息について
 おうかがいしたいのですが」
銀行
マン
「システムから申し上げます。
 まず、
 あなたのおちんちんを
 取り外して、
 うちに預けていただきます」
北小岩 「はい」
銀行
マン
「ブツの大きさによって、
 利息が変動します」
北小岩 「どのようにですか」
銀行
マン
「お客様に
 うかがってみてください」
北小岩 「かしこまりました。
 あそこに、
 あそこが特別大きそうな方が
 いらっしゃいます。
 申し訳ございません。
 貴方様には
 どのような利息が
 ついたのでございますか」
特別
大きそ
うな方
「僕のはミラクルに
 でかいからね。
 一カ月でもう一本
 ちんちんをもらったよ」

北小岩 「凄いでございます!
 先生!!」
小林 「聞いとった。
 俺のはさらに
 でかいからな。
 ちんちん三本は確実やろ」
北小岩 「それだけあれば、
 多くの女性を
 マン足させられますね!」

先生はイチモツを銀行に預けた。

一カ月後・・・。

小林 「利息をとりにきたで。
 どや?」
銀行
マン
「小林様でございますね。
 見てまいります。
 小林様の利息は
 どうなってる?」

部下に確認するのだが。

銀行
マン
「えっ!
 小さすぎて、
 ゴミと間違えて
 『粗小ゴミ』に
 出したって?」


粗大ゴミならともかく、
粗小ゴミというのが物悲しいですね。

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2019-02-10-SUN

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