KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の七百伍拾弐・・・トランポリン

小林 「来年はオリンピックやな」
北小岩 「そうでございますね」
小林 「俺たちも
 オリンピックとは
 いわないまでも、
 スポーツに
 秀でていたいもんやな」
北小岩 「スポーツ選手は
 モテますからね」
小林 「電信柱の張り紙は見たか」
北小岩 「見ておりません」
小林 「町の公園で、
 トランポリン大会が
 開かれるそうや」
北小岩 「先生の得意種目では
 ございませんか」
小林 「優勝間違いなしや」

会場に到着すると、看板に
『おちんちんトランポリン大会』と書かれていた。

北小岩 「審査員は
 全員女性ですね」

彼女たちの独断と偏見で、
基礎点、芸術点、技術点、構成点、回転数などを
採点するようだ。
上位入賞者には、彼女たちの
えげつないサービスが待っているらしい。

北小岩 「わたくしから、
 チャレンジしてみます」

弟子がおちんちんを取り外し、
トランポリンで弾ませる。

女性
審査員
「美形じゃない」
女性
審査員
「長身ね」
女性
審査員
「基礎点と芸術点高いわね」

くるくる くるくる くるくる

女性
審査員
「6回転もしてるわ」

女性
審査員
「あっ、
 ネットに引っかかった」
北小岩 「しまったでございます!」
小林 「大減点やな」
女性
審査員
「あまりに大きいがゆえに
 引っかかったわけだから
 加点よね」
女性
審査員
「そうしましょ」

審査員たちはうっとりしている。

先生のブツの番になった。

小林 「まずは
 小さくジャンプして、
 ここからや!」

ストーン

女性
審査員
「小さすぎて、
 ネットの隙間から
 落ちたじゃない」
女性
審査員
「あんな小さいブツ
 見たことないわ」
女性
審査員
「見たことないというより、
 小さすぎて見えないわ」
審査員
全員
「あははは」

悲劇はそれだけではなかった。

北小岩 「アリさんたちが
 巣に運んでおります」
小林 「こら!
 俺の大切なモノを
 返せ!!」

先生がイチモツを取り返そうとすると、
アリたちが逆襲にでた。

小林 「コノヤロー!」


ここから、先生とアリたちの
壮絶な戦いが始まったのだが、
どうでもよいことなので割愛いたします。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
メールの表題に「小林秀雄さんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2019-03-03-SUN

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