小林 |
「来年はオリンピックやな」
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北小岩 |
「そうでございますね」
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小林 |
「俺たちも
オリンピックとは
いわないまでも、
スポーツに
秀でていたいもんやな」
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北小岩 |
「スポーツ選手は
モテますからね」
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小林 |
「電信柱の張り紙は見たか」
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北小岩 |
「見ておりません」
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小林 |
「町の公園で、
トランポリン大会が
開かれるそうや」
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北小岩 |
「先生の得意種目では
ございませんか」
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小林 |
「優勝間違いなしや」
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会場に到着すると、看板に
『おちんちんトランポリン大会』と書かれていた。
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北小岩 |
「審査員は
全員女性ですね」
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彼女たちの独断と偏見で、
基礎点、芸術点、技術点、構成点、回転数などを
採点するようだ。
上位入賞者には、彼女たちの
えげつないサービスが待っているらしい。
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北小岩 |
「わたくしから、
チャレンジしてみます」
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弟子がおちんちんを取り外し、
トランポリンで弾ませる。
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女性
審査員
A |
「美形じゃない」
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女性
審査員
B |
「長身ね」
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女性
審査員
C |
「基礎点と芸術点高いわね」
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くるくる くるくる くるくる
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女性
審査員
A |
「6回転もしてるわ」
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女性
審査員
B |
「あっ、
ネットに引っかかった」
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北小岩 |
「しまったでございます!」
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小林 |
「大減点やな」
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女性
審査員
C |
「あまりに大きいがゆえに
引っかかったわけだから
加点よね」
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女性
審査員
B |
「そうしましょ」
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審査員たちはうっとりしている。
先生のブツの番になった。
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小林 |
「まずは
小さくジャンプして、
ここからや!」
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ストーン
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女性
審査員
A |
「小さすぎて、
ネットの隙間から
落ちたじゃない」
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女性
審査員
B |
「あんな小さいブツ
見たことないわ」
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女性
審査員
C |
「見たことないというより、
小さすぎて見えないわ」
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審査員
全員 |
「あははは」
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悲劇はそれだけではなかった。
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北小岩 |
「アリさんたちが
巣に運んでおります」
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小林 |
「こら!
俺の大切なモノを
返せ!!」
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先生がイチモツを取り返そうとすると、
アリたちが逆襲にでた。
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小林 |
「コノヤロー!」
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ここから、先生とアリたちの
壮絶な戦いが始まったのだが、
どうでもよいことなので割愛いたします。 |