KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の七百伍拾八・・・化粧

ひゅ〜

北小岩 「桜の花びらが舞っております」

ひゅ〜 ひゅ〜

ピタッ

北小岩 「股間に張り付きました」

なでなで

北小岩 「わたくしのイチモツに
 春が来る前兆では
 ないでしょうか。
 えへ、えへへへへ」
小林 「お前のイチモツなど、
 永久に氷河期のままや」
北小岩 「あっ、先生」


ひらひらひら〜

北小岩 「ああ!
 股間の花びらが
 旅立ってしまいました」
小林 「わけわからんこと
 言うんやない。
 俺まで変態と思われるわ」
北小岩 「来年まで
 わたくしのイチモツに
 春は訪れないの
 でしょうか」
小林 「知るか!
 ところで桜の次に
 何の季節が来るか
 知っとるか」
北小岩 「存じておりません」
小林 「俺の知り合いに
 『季節ごとに
 評論項目が変わる男』
 がおる。
 行ってみるか」

先生と弟子は散ってしまった花びらを拾い、
お尻の割れ目に挟むという
花びらにとっては至極迷惑なことをしながら
男のもとへむかった。

北小岩 「お忙しいところ、
 大変申し訳ございません」
季節
ごとに
評論
項目が
変わる
「今、季節が
 変わっている最中ですね。
 あなたがたの
 お尻の割れ目を見れば
 わかります」
北小岩 「そうなのです。
 桜の次に
 どのような季節が
 来るのか、
 知りたいのでございます」
季節
ごとに
評論
項目が
変わる
「桜の次には、
 化粧の季節が
 来るのですよ」
北小岩 「どういうことでしょうか」
季節
ごとに
評論
項目が
変わる
「こちらに来てください」

お尻の穴を模した入り口から別室に入ると。

北小岩 「むっ!
 ちんちんに化粧を
 施している男性が
 数多いらっしゃいます。
 こちらの方は、
 棒の部分に
 男湯と書いております」
季節
ごとに
評論
項目が
変わる
「女性に
 湯に入るように
 そこを味わってもらうため
 ですね」
小林 「こいつはイチモツに
 車のギアの模様を
 つけとるで」
季節
ごとに
評論
項目が
変わる
「女性に
 お好みのギアに入れて
 楽しんでもらうため
 ですね。

他にも、スズメから稲を守るために
大きな目が描かれたものや
三つ編みなど、様々なモノがあった。

評論もわけがわからず、
どうでもいいことばかりであるが、
果たしてこれを化粧というのか。
それがそもそも疑問である。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
メールの表題に「小林秀雄さんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2019-04-14-SUN

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