KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の七百六拾九・・・表面張力

しとしと

小林 「梅雨のこの時季、
 ちんちんのカビに
 気をつけなあかんな」
北小岩 「そうでございますね」

じ〜い

北小岩 「ほっ。
 カビておりません」

ぎ〜こ ぎ〜こ

「郵便です」

北小岩 「ありがとうございます。
 わたくし宛でございます。
 何でございましょう」

びりびり

北小岩 「・・・」
小林 「お前ちんちん半出しで
 ぼーっとして、
 そこまで変態になったんか」
北小岩 「そうでは
 ございません・・・」
小林 「ウンコを裸足で
 踏んでしまったような
 表情。もしかすると」
北小岩 「もしかしました」
小林 「わははは!」

先生のここまでうれしそうな顔は例を見ない。

小林 「見せてみい。
 ほほう、
 動かしようのない現実やな」

『表面張力大会招集状』

聞きなれない名称である。
数日後行われた大会の様子は。

司会 「では次の選手、
 北小岩さん。
 Ready 尿〜!」
北小岩 「括約筋をしぼって、
 少しだけ開くのですね」

チョロッ

司会 「なかなかの
 尿の出だしですね!」
北小岩 「盛り上がって
 まいりました」
司会 「表面張力みたいに
 なりましたね!
 審判のみなさま、
 いかがですか」
審判 「いい形だね。
 このまま69秒保てるか」
北小岩 「うう。
 厳しいでございます」

チョロチョロ

北小岩 「もう無理で
 ございます〜〜〜」

ジョ〜!

司会 「ああ!」

表面張力大会とは、
ちんちんを出して上に向け、
括約筋を操作しながら微量の尿を出して
こぼれないように表面張力にし、
その美しさを競うのである。
失敗すると。

司会 「残念ながら
 女性お仕置き軍団が
 現れてしまいました」


女性お仕置き軍団は、強化された傘の柄を
北小岩くんの後ろから股間を通し・・・。

北小岩 「うぎゃ〜!」


傘を思いっきり前後させて
柄で生のちんちんを痛めつけるのである。
この大会が梅雨の町の風物詩とされるが、
こんなことが風物詩でいいのでしょうか。
いけませんね。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
メールの表題に「小林秀雄さんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2019-06-30-SUN

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