KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の七百七拾六・・・クラゲ

小林 「夏休みも
 ラストスパートやな」
北小岩 「そうでございますね」
小林 「俺たちは常に
 激務に身を投じとるから、
 夏休みは不可欠やな」
北小岩 「もっともです」

何をしているというのだろう。

北小岩 「猛暑の中、
 おちんちんだけに
 陽を当てているので
 ございます」
小林 「黒光りさせなあかんな」
北小岩 「男のブツの価値は、
 一黒二赤三紫ですからね」
小林 「今まで
 美女へのアピールが
 足りなすぎたからな」
北小岩 「とはいえ、
 おちんちんのところを
 くり抜いた
 巨大な板で毎日黒くするのは、
 体力を使いますから
 夏休みが必要ですね」

そんなしょうもないことに対して、
休みなどいらないであろう。

小林 「近頃、海水浴場で
 町の男が
 モテとるらしいな。
 見に行かない手はないな」
北小岩 「いかないあそこも
 ございません」

わけのわからないことをのたまいながら、
二人は何時間も歩き続けて海へ。

北小岩 「カラフルな女性たちが
 浮き輪ではしゃいで
 おりますね」
小林 「俺たちもいくか」

二人はふんどし姿になった。

女性A 「きゃ〜、痛い!」
女性B 「クラゲよ!気をつけて」
小林 「もうそんな時季か」

じゃぱ〜

女性C 「イケメンが
 海から上がったわ」
女性D 「全裸で股間に
 クラゲがはりついてる」
女性C 「あの人のイチモツ、
 クラゲにも動じないのね」
女性D 「タフガイね!
 素敵!!」
小林 「聞いたか」
北小岩 「わたくしたちも、
 この流れに乗りましょう!」

二人は海中で、ふんどしをはずした。

小林 「クラゲが股間に
 すい寄せられてきたな」
北小岩 「わたくしの方もです」
小林 「はりついた」
北小岩 「わたくしも」
小林 「むっ?
 うぉ〜〜〜!」
北小岩 「ちんちんが
 しびれる〜!」

師弟には、100年早かったようです。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
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2019-08-18-SUN

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