小林 |
「朝晩涼しくなったな」
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北小岩 |
「秋でございますね。
でも油断してはなりません」
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小林 |
「あはれ蚊が
最後の力を
ふりしぼってくるからな」
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北小岩 |
「おちんちんを刺されると
痛手が大きいです。
通常より多く
血を吸われてしまう気が
いたします」
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小林 |
「いざという時に
そこの血液が少なくなるのは
ダメージが大きいからな」
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北小岩 |
「少しでも多くの血液を
キープしておきたいもので
ございます」
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師弟のイチモツなど、
すべての血を吸われてしまっても
いっこうに構わないであろう。
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小林 |
「町に何か
変わった動きはあったか」
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北小岩 |
「それがです、
十五夜の日に
女性有識者会議が
開かれたらしいのです」
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小林 |
「なに!
もう一度言うてみい」
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北小岩 |
「女性有識者会議が」
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ぶるぶるぶるぶる
先生の震えがとまらなくなった。
口に出した北小岩くんも震えている。
ここで再び女性有識者会議についておさらいする。
先生の町では、重要なことは長老が決めるのだが、
氏がえげつないエロ本を入手し、
みだらな行為に夢中な時は
女性たちが会議を行い決定するのである。
長老はあだ名を『お自慰さん』という。
それはそれとして、今回の会議は。
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女性
有識者
A |
「近頃、町のバカ男どもが
調子こいてるらしいわね」
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女性
有識者
B |
「私たちが
大目に見ているからって、
スケベに磨きを
かけてるらしいわよ」
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女性
有識者
C |
「ふらついたふりをして、
粗末なモノを
押し付けられた友だちが
いるわ」
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女性
有識者
A |
「私の幼なじみに
かわいいコがいるんだけど、
突然お尻とお尻を合わされて
おならをされたらしいのよ」
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女性
有識者
B |
「そのカス野郎、
何人かいるみたいよ」
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女性
有識者
C |
「もはやスケベなのか
何なのかわからないけど、
許せないわね」
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女性
有識者
A |
「そう思って、
町の最先端研究所の
トップ女史に開発を
依頼しておいたわよ」
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女性
有識者
B |
「なになに?」
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女性
有識者
A |
「地球最強のボンドよ!
ジェームズって名付けたわ」
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女性
有識者
B |
「タフそうね!」
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そして師弟は。
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小林 |
「もう生贄が
出とると思うが
町に出てみるか」
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「助けてくれ〜」
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北小岩 |
「むっ!
ちんちん丸出しの方が、
電信柱に
くっついております」
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「女性お仕置き軍団がやってきて、
この世のものとは思えないほど強力なボンドで
イチモツの裏筋を電信柱につけられたんだ!」
「うわ〜!」
「ケツの穴が〜!」
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北小岩 |
「どうしたのでございますか」
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「俺たち、女のケツにケツをつけて
わざと屁をこいて楽しんでたんだけど、
女性お仕置き軍団が来て、
こいつのケツの穴と俺のケツの穴を
この世のものとは思えないほど
強力なボンドでつけてしまったんだ!」
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小林&
北小岩 |
「・・・」
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師弟が女性有識者会議が開かれたことを知って
震えが止まらなくなったことは納得する。
しかし、女性たちが有識者なのかどうかは、
かなりびみょ〜である。 |