KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の七百八拾四・・・ボルダリング

小林 「でかちん社長が
 新しいジムを
 作ったらしいんや」
北小岩 「どのようなジムなので
 ございましょうか」
小林 「女用のジムと聞いとる。
 明日が開店なんやが、
 特別に今日いろんな設備を
 見せてくれるという話や」
北小岩 「それは楽しみでございます」
小林 「女用と聞いて、
 すけべなことを
 想像しとるんやろ」
北小岩 「もちろんでございます!」

ピュアな笑顔でこたえるが、
内容はまったくピュアではない。

二人は金玉をこすり合わせて
鈴虫のような音を出そうとしたがあきらめ、
新しいジムへ向かった。

小林 「ドアノブが
 ちんちんの形をしとるな」
北小岩 「太くて
 握りづらいでございます」

ぎぎ〜っ

でか
ちん
社長
「先生に北小岩さん、
 よくいらっしゃいました」

くんくん

小林 「微かに男のフェロモンを
 流しとるな」
でか
ちん
社長
「さすが先生、
 長年パンティの匂いを
 かぎ続けてきただけのことは
 ありますね」

誉めているのかなんなのか、
よくわからない。

でか
ちん
社長
「女性インストラクターが
 おりますので、
 指示に従ってください」
女性
インス
トラク
ター
「こちらへどうぞ」
小林 「ボルダリングやな」
北小岩 「ホールドがなくて、
 穴があいておりますね」
女性
インス
トラク
ター
「壁の後ろに
 まわってください」

たったった

女性
インス
トラク
ター
「パンツを脱いで、
 そこの穴から
 イチモツを出してください」
小林 「どういうこっちゃ」
女性
インス
トラク
ター
「早く!」

師弟はフルチンになり、
穴からちんちんを出した。

女性
インス
トラク
ター
「のってみますね」

ぶにゅ

北小岩 「うお〜!」

女性
インス
トラク
ター
「ふにゃふにゃすぎて
 使い物にならないじゃない!
 もう一人のは?」

じ〜っ

女性
インス
トラク
ター
「ペットボトルの
 ふたぐらいの大きさじゃ、
 足をかけられないじゃない!
 くらえっ!!」

ボクッ

小林 「うお〜!」


女性インストラクターの蹴りが、
先生の極小をとらえた。
この二人、ボルダリングのホールドとして、
まったく役にタチませんでしたね。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
メールの表題に「小林秀雄さんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2019-10-13-SUN

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