う〜ん
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北小岩 |
「トイレの方から
奇妙な声が聞こえてまいります。
先生であることは
間違いございません。
行ってみましょう」
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う〜ん う〜ん ああ
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北小岩 |
「先生!
もしかするとトイレで
みだらなことを
されているのでは
ございませんか」
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小林 |
「俺の一大事に
何バカなこと言うとるんや」
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北小岩 |
「違うのでございますか」
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小林 |
「まったく違うわ」
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北小岩 |
「そういえば
お顔が青いような」
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小林 |
「頭をマン力で
締め付けられたように
痛いんや」
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北小岩 |
「エロウイルスに
脳がやられて
しまったのかもしれません」
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小林 |
「俺の中のエロを
ゼロにしてでも、
この痛さを
何とかしたいんや」
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北小岩 |
「大病院に行かないと
危険でございます」
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小林 |
「俺のエロ本の弟子に
医者がおったろ」
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北小岩 |
「はい」
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小林 |
「やつのところで
MRI検査を
受けられるはずや」
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北小岩 |
「先生に恩義を
感じておりますので、
無料で診ていただけると
思います。
すぐに行きましょう」
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先生をおんぶし、大病院に急行した。
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エロ本
の弟子
医師 |
「大変だ!
先生がいなくなったら、
国家的な損失だ。
すぐに検査しましょう」
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そんなことはまったくないだろう。
先生は検査着になり、
MRIの検査台に仰向けになった。
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小林 |
「この穴、
女性の秘所のようやな」
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頭痛をおしてまで、
しょうもないことを言っている。
ぎゅい〜ん
台が動き出した。
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小林 |
「挿入や」
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ぎゅい〜ん ぎゅい〜ん
ぎゅい〜ん ぎゅい〜ん
しゅっ しゅっ
しゅっ しゅっ
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北小岩 |
「変でございます。
穴から外へ、
台が行ったり来たり。
まるでイチモツの
ピストン運動のように
なっております」
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小林 |
「うう〜。
なんか気持ちよく
なってきたようや」
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しゅっ しゅっ しゅっ しゅっ
しゅっ しゅっ しゅっ しゅっ
しゅっ しゅっ しゅっ しゅっ
しゅっ しゅっ しゅっ しゅっ
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小林 |
「このままでは、
俺全体がイッてしまう」
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しゅっ しゅっ しゅっ しゅっ
しゅっ しゅっ しゅっ しゅっ
しゅっ しゅっ しゅっ しゅっ
しゅっ しゅっ しゅっ しゅっ
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小林 |
「ああ〜!」
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先生はイッてしまったようだ。
この検査では、頭痛の原因はわからなかった。 |