は〜っ
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小林 |
「かなり息が
白くなってきたな」
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は〜っ はっ〜
がさっ ぐいっ
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北小岩 |
「先生!
朝っぱらから
こ汚いモノを出して、
何をしているのでございますか」
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小林 |
「息を思いっきり吐くやろ」
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北小岩 |
「はい」
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小林 |
「白い気体が
消えないうちに、
ちんちんをそこに
持っていくんや」
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北小岩 |
「はい」
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小林 |
「すると霧の中から
ちんちんが現れたように
見える。雄大やろ」
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先生のブツはペットボトルのフタぐらいの
大きさなので、雄大とはかけ離れている。
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北小岩 |
「それより先生、
駅前で人生相談をしている
股座臭(またぐらにおう)
さんが、先生のことを
探しておりました」
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小林 |
「なんやろ」
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北小岩 |
「どんなアドバイスを
あたえていいのか
困っているそうです」
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小林 |
「しゃあない。
行ってみるか」
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ぷ〜 ぷ〜
先生と弟子は自分の屁を
肺の奥まで吸って、
やるせなくなった気持ちを動力に、
駅前に向かった。
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小林 |
「あそこやな」
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北小岩 |
「股座から
嫌な臭いが立ち上っている
イラストが
描かれております」
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ガラッ
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小林 |
「どうしたんや」
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股座 |
「こちらの上品な奥さまが
困っています」
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上品な
奥さま |
「実は夫のイチモツに
異変が起きているのです。
この写真をご覧ください」
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一枚目を見ると。
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小林 |
「ちんちんが紅葉しとる」
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上品な
奥さま |
「秋が深まってまいりましたら、
赤く染まってしまったのです。
そこまではまだいいでしょう。
一黒、二赤、三紫と
いうぐらいですから。
その後、玉金が
ぎんなんのように
黄色くなってしまったのです」
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北小岩 |
「あの臭いが
してしまうのですか」
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上品な
奥さま |
「そうなんです。
私は顔を近づけて
玉金を弄ぶのが
唯一の趣味なのですが、
それもできなくなって
しまったのです」
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北小岩 |
「大変でございます」
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上品な
奥さま |
「それだけではありません。
季節が冬になると、
おちんちんが
冬枯れしました」
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小林&
北小岩 |
「・・・」
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差し出された写真を見て
師弟は絶句した。
それにしても、
上品な奥さまの唯一の趣味が
顔を近づけて玉金を弄ぶことというのは、
考えものである。 |