小林 |
「ここ10年で
モテた記憶あるか」
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北小岩 |
「え〜と」
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小林 |
「むっ!
あるんか」 |
北小岩 |
「おちんちんが」
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小林 |
「ちんちんを
小便用のホースではなく、
お楽しみに使ったんか!」
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北小岩 |
「いえ、そうではなく」
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小林 |
「はっきり言うてみい!」
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己のブツが小便するだけのものであるため、
他の人が気持ちいいことに使用するのが
許せないのである。
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北小岩 |
「わたくしが
昼寝をしておりましたら、
おちんちんに
何かが這う感触がありました。
その後吸われまして」
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小林 |
「吸われたやと!
口でか!!」
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北小岩 |
「そうではなく、
蛭さんが這っており、
おちんちんの血を
吸われたのでございます。
もしかすると、
蛭さんにモテたと
いうことではないかと」
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小林 |
「うむ。
大変やったな」
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先生の形相が、般若から生き仏に変わった。
しかし、根本的に、どうでもいい話である。
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小林 |
「それはそうと、
街角の貼り紙を見たか」
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北小岩 |
「はい。
モテるための
テーブルマナー男教室が
無料で開催されるのですね」
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小林 |
「時代が俺たちに
追いついて来れば、
モテまくるようになるから
必要ないが、
行くだけ行ってみるか」
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二人は希望に目を輝かせ会場を訪れた。
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女性
講師 |
「よくいらっしゃいました。
本日は女性に
おちんちんをおいしく
味わっていただくための
マナーをお教えいたします」
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小林 |
「そそるフレーズやな」
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女性
講師 |
「まず紙やすりでできた
ナプキンを用意します。
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二人は講師に従い、テーブルにセットする。
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女性
講師 |
「フレンチですと
ナイフとフォークですが、
ここでは
おちんちんを持つ用のお箸を
向かって左に置きます」
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お箸は真ん中が円形になる
不思議なものだった。
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女性
講師 |
「はい。
ではおちんちんを出して、
そこにあるちん風機で
イカ臭さを飛ばしてください」
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ぶ〜ん
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女性
講師 |
「助手たち、出てきて!」
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大相撲と見まがうような
巨体の女性たちが、
各自、先生と弟子のちんちんを箸で持つ。
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女性
講師 |
「玉金が汚れているので、
ナプキンで
思いっきりこすって!」
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ぎゅしぎゅしぎゅし
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小林&
北小岩 |
「うお〜!」
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師弟の玉金は物凄い力で、
紙やすりで擦られてしまった。
何のためのテーブルマナーか
理解できませんが、
男性諸君はくれぐれもお気をつけください。 |