北小岩 |
「紫陽花が咲いておりますね」
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ちょこちょこ〜
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北小岩 |
「でんでん虫さんで
ございましょうか。
幼少の頃、
お目めをつついて
縮ませたものでした。
しかし、大人になった今、
触角がおちんちんに見えるのは
なぜでしょう」
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ぼっきっ
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北小岩 |
「そうですね!
伸びたり縮んだり
するからですね!!」
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人生に無駄な時間などないという考えもあるが、
先生と弟子は確実に無駄な時間を生きている。
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小林 |
「真昼間から
伸びたり縮んだりの
ちん話をするんやない」
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北小岩 |
「あっ、先生」
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小林 |
「町に道場ができたのは
知っとるか」
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北小岩 |
「はい。
凄腕の師範の方々が
いらっしゃるというお話です」
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小林 |
「見に行ってみるか」
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だん! どどん!!
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北小岩 |
「物凄い迫力でございます」
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小林 |
「名札を見てみい」
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北小岩 |
「ええと。
『山嵐刈男』様」
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「どりゃ!」
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北小岩 |
「うお!
足払いからすかさずの投げ。
見事でございます!」
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北小岩 |
「次の師範は
『裸締絶士』様」
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ぎりぎりぎり
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北小岩 |
「ぶるぶるぶる。
恐ろしい締めでございます。
ひとたまりもございません!」
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小林 |
「名は体を表すか・・・」
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北小岩 |
「まさしく
その通りでございます!
先生のお知り合いで、
名は体を表している方は
いらっしゃいますか」
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小林 |
「おるな」
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北小岩 |
「さすが先生でございます!」
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小林 |
「一人目は
『雲古踏男(うんこふみお)』や」
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北小岩 |
「雲古様?
どのような技をお持ちで」
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小林 |
「俺が幼少の頃は
野良犬もいて
年中糞を踏んだもんやが、
近頃は格段に踏む回数は減っとる。
しかし、ヤツは今でも
一日最低十回は
不可抗力で糞を踏んどる。
ある意味選ばれし者や」
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北小岩 |
「そうでございますか・・・。
他の方はいかがですか」
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小林 |
「『珍保慰自留
(ちんぽいじる)』やな」
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北小岩 |
「嫌な予感がしますが
どのような技を」
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小林 |
「ヤツは人生のほとんどの時間を、
ちんぽをいじることに
費やしてきた。
その結果凄まじく股間が蒸れて
ちんぽに椎茸が生えてきて、
今ではそこで栽培しとるんや」
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北小岩 |
「・・・」
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名は体を表す・・・。
世の中には、あまり表してほしくない体も
あるのですね。 |