小林 |
「モテるヤツのタイプは
二つあることに気づいた」」
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北小岩 |
「それは世紀の発見です!
どのようなことでしょうか」
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小林 |
「一年中モテてるヤツと、
その季節だけモテるヤツがおる」
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北小岩 |
「例えば夏だけモテる方が
いらっしゃるのですね」
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小林 |
「そやな」
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北小岩 |
「わたくし、
せめて今の季節だけでも
モテたいでございます」
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小林 |
「69番地に住んどるヤツが
おるやろ。
ヤツは不思議と
夏だけモテるんや」
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北小岩 |
「それは謎でございますね」
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小林 |
「さぐりを入れてみるか」
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北小岩 |
「あっ。
ちょうど向こうから
歩いてまいります。
大変申し訳ございません。
あなた様は夏になると
オモてになると
うかがっております。
その秘訣を
ご教示いただけないでしょうか」
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夏だけ
モテる
男 |
「あんたら、
夏だけでもモテたいの?」
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北小岩 |
「はい」
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夏だけ
モテる
男 |
「厳しい修行だけど
ついてこれる?」
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北小岩 |
「もちろんでございます」
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夏だけ
モテる
男 |
「人に見られるとまずいから
森の中で教えるよ」
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森に到着すると。
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夏だけ
モテる
男 |
「俺が手本を見せるよ」
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男はパンツとズボンを同時に下げた。
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夏だけ
モテる
男 |
「よく見ときな」
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ぶるん ぶるん
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北小岩 |
「おちんちんに
エンジンがかかったようです」
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ぶるるるる
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北小岩 |
「おちんちんが
プロペラのように
回転しております」
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ぐるんぐるんぐるんぐるん
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北小岩 |
「凄まじい勢いで
回っております!
そのうえ涼しい風が
吹いてまいります!!」
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夏だけ
モテる
男 |
「蒸し暑い時なんか特に、
女性は大喜びなんだよ」
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北小岩 |
「おちんちんが
扇風機になるから、
夏にモテるのですね!」
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夏だけ
モテる
男 |
「そうだよ。
女性たちは
チン風機と呼んでるけどね。
グレートなポコチンに
感じるんだな。
これをマスターするには
過酷な修行が必要だけど
やってみるか」
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二人はモテるためなら手段を選ばない。
長期間森にこもり
ついに高速回転をマスターした。
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夏だけ
モテる
男 |
「やったな。
それであんたらもモテモテだよ」
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ぶるんぶるん ぶるるる
ところが。
ぶるるるるるるるるるるるるるる〜〜〜〜
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北小岩 |
「あっ!
おちんちんがとれて、
空に舞ってしまいました!!」
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小林 |
「俺もや!!」
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ぴ〜〜〜〜ぴぴぴぴ
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小林 |
「しまった!
トンビや!!」
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北小岩 |
「二羽おります。
空を漂うわたくしたちの金玉を
わしづかみにし、
飛んでいってしまいました!!」
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小林 |
「待て〜〜〜〜〜!!」
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さすがに猛キン類。
さて、先生たちのイチモツは
どうなってしまうのでしょうか。
率直に言ってどうなってもいいですね。 |