KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の八百弐拾参・・・回転

小林 「モテるヤツのタイプは
 二つあることに気づいた」」
北小岩 「それは世紀の発見です!
 どのようなことでしょうか」
小林 「一年中モテてるヤツと、
 その季節だけモテるヤツがおる」
北小岩 「例えば夏だけモテる方が
 いらっしゃるのですね」
小林 「そやな」
北小岩 「わたくし、
 せめて今の季節だけでも
 モテたいでございます」
小林 「69番地に住んどるヤツが
 おるやろ。
 ヤツは不思議と
 夏だけモテるんや」
北小岩 「それは謎でございますね」
小林 「さぐりを入れてみるか」
北小岩 「あっ。
 ちょうど向こうから
 歩いてまいります。
 大変申し訳ございません。
 あなた様は夏になると
 オモてになると
 うかがっております。
 その秘訣を
 ご教示いただけないでしょうか」
夏だけ
モテる
「あんたら、
 夏だけでもモテたいの?」
北小岩 「はい」
夏だけ
モテる
「厳しい修行だけど
 ついてこれる?」
北小岩 「もちろんでございます」
夏だけ
モテる
「人に見られるとまずいから
 森の中で教えるよ」

森に到着すると。

夏だけ
モテる
「俺が手本を見せるよ」

男はパンツとズボンを同時に下げた。

夏だけ
モテる
「よく見ときな」

ぶるん ぶるん

北小岩 「おちんちんに
 エンジンがかかったようです」

ぶるるるる

北小岩 「おちんちんが
 プロペラのように
 回転しております」

ぐるんぐるんぐるんぐるん

北小岩 「凄まじい勢いで
 回っております!
 そのうえ涼しい風が
 吹いてまいります!!」
夏だけ
モテる
「蒸し暑い時なんか特に、
 女性は大喜びなんだよ」

北小岩 「おちんちんが
 扇風機になるから、
 夏にモテるのですね!」
夏だけ
モテる
「そうだよ。
 女性たちは
 チン風機と呼んでるけどね。
 グレートなポコチンに
 感じるんだな。
 これをマスターするには
 過酷な修行が必要だけど
 やってみるか」

二人はモテるためなら手段を選ばない。
長期間森にこもり
ついに高速回転をマスターした。

夏だけ
モテる
「やったな。
 それであんたらもモテモテだよ」

ぶるんぶるん ぶるるる

ところが。

ぶるるるるるるるるるるるるるる〜〜〜〜

北小岩 「あっ!
 おちんちんがとれて、
 空に舞ってしまいました!!」
小林 「俺もや!!」

ぴ〜〜〜〜ぴぴぴぴ

小林 「しまった!
 トンビや!!」
北小岩 「二羽おります。
 空を漂うわたくしたちの金玉を
 わしづかみにし、
 飛んでいってしまいました!!」
小林 「待て〜〜〜〜〜!!」

さすがに猛キン類。

さて、先生たちのイチモツは
どうなってしまうのでしょうか。
率直に言ってどうなってもいいですね。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
メールの表題に「小林秀雄さんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2020-07-12-SUN

BACK
戻る