KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の八百弐拾六・・・スノードーム

ざっざっ

北小岩 「あのお方は
 町で5番目におモテになる
 珍保反男(ちんぽそりお)さんで
 ございますね」

ざっざっざっ

北小岩 「あのお方は
 町で4番目におモテになる
 亀頭太(かめあたまふとし)さんで
 ございますね」

ざっざっざっざっ

北小岩 「あのお方は
 町で3番目におモテになる
  裏筋猛(うらすじたける)さんで
 ございますね」

ざっざっざっざっざっ

北小岩 「あのお方は
 町で2番目におモテになる
 黄金玉光(おうごんたまひかる)さんで
 ございますね」

ざっざっざっざっざっざっ

北小岩 「あのお方は
 町で1番目におモテになる
 逸物温泉舐目流
 (いちもつおんせんなめる)さんで
 ございますね」

先生の町には
まともな名前の男はいないのだろうか。

小林 「モテる奴らが
 大移動しとるようやな」
北小岩 「あっ、先生。
 わたくしも
 そう感じておりました」
小林 「奴らは順列はついとるが、
 上位を蹴落として
 独占的にモテようという考えは
 もっとらん。
 それぞれの実力を高め、
 果実を享受すれば
 ええいうこっちゃな」
北小岩 「モテすぎても、
 おちんちんが千本も万本も
 あるわけではないですからね」
小林 「奴らの行く先には
 モテを磨くための
 新趣向があるはずや」
北小岩 「ついていきましょう」

そこは町の最先端研究所だった。

北小岩 「女性たちが
 たくさんいらっしゃいます」

「たくましいモノに
 キラキラが降り注いでる!」

「ああ。欲しくなっちゃった」

北小岩 「女性たちの目が
 トロンとしております。
 どういうことでしょうか」
小林 「おなごの視線の先を見てみい」
北小岩 「モテ男さんたちが、
 おちんちんに
 円形の物をつけております。
 たくましいおちんちんに
 光が舞って幻想的です」
小林 「チンポスノードームや」
北小岩 「ご立派なモノと
 キラキラの組み合わせ、
 あの方々は
 さらにおモテになりますね」

ダダダッ

女性A 「ここはモテる男しか
 入っちゃいけないのよ」
女性B 「なんで
 あんたたちがいるのよ」
女性A 「あんたらなんか、
 ケツを拭いた
 トイレットペーパーじゃないのよ」

「なんやと!」

女性B 「そうだ!
 あのドームで
 実験してみましょう」
女性A 「こいつらに
 ぴったりね!」

師弟はプロレスラー体型のアマゾネス軍団に
羽交い絞めにされ、ふるチンにされた。

北小岩 「おちんちんのところに、
 わけのわからないドームを
 装着されてしまいました」

ぶ〜ん ぶ〜ん

小林 「これはモスキートドームや!」
北小岩 「水が入っていなくて、
 中に大量の蚊が
 飛んでおります!」
小林 「10秒ですでに
 10か所刺されたで!!」

二人の如意棒は
どうなってしまうのでしょうか。
師弟のちんちんの血は、
蚊にとっても邪悪なものだと思うのですが。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
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2020-08-02-SUN

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