ぽ〜ん ぽ〜ん
コンッ コンッ
|
北小岩 |
「あっ」
|
小林 |
「もう少しやな」
|
ぽ〜ん ぽ〜ん
スコッ スコッ
|
北小岩 |
「やりました!」
|
小林 |
「おお!
これでしのげるな」
|
先生と弟子はピンポン玉を二つ空に投げ、
二つ同時に鼻の穴で受け止める訓練を
続けてきた。
|
北小岩 |
「でも行きたくありません」
|
小林 |
「行かんと
玉を失うことになるで」
|
町の女性代表がレクレーション大会を企画。
今日がその日なのである。
テーマは鼻の穴。
イケメンは参加免除であるが、
師弟は当然免れない。
無視しようものなら、毒矢で玉金を射抜かれる。
会場の様子を見てみよう。
|
女性
代表 |
「みなさ〜ん、
お喜びくださ〜い!
今日みなさんが
二つの鼻の穴で受け止めるのは、
皮つきのぎんなんで〜す」
|
町の
男たち |
「げげ〜!」
|
女性
代表 |
「鼻の穴で二個のぎんなんを
キャッチした方には、
この世の極楽が待ってま〜す。
落とした人は
『ウタマロもぎ取り機』で
もぎ取られま〜す!」
|
「げっ!」
男たちは震えあがった。
|
女性
代表 |
「ではヘリコプターから
ぎんなんが投下されます。
チャンスは一度。
いっせ〜の、
きんたま〜に!」
|
バッバッバッバッバッバッ
バッバッバッバッバッバッ
こんなわけのわからないことに、
多額の町の予算をつぎ込み
ヘリがチャーターされていた。
びゅ〜〜〜〜〜 だんだんだんだん
コンッ コンツ コンッ コンツ
ぽろ ぽろ ぽろ ぽろ
「うぎゃ〜!」
「ぐご〜っ!」
落とした男は間髪を入れずに、
股間のウタマロをもぎ取られる。
スコッ スコッ スコッ スコッ
先生と北小岩くんは訓練の甲斐あって、
無事両鼻におさめた。
|
女性
代表 |
「あなた方やりましたね!
成功者には
極楽が待ってるのよ。
あなた方は特別に、
この町の美女たちの
使用済みパンティの
匂いを嗅ぐことができます!」
|
先生と北小岩くんの鼻づらに
パンティがつるされる。
|
小林 |
「こんなチャンス
もう一生ないで!」
|
北小岩 |
「わたくし
興奮してまいりました!」
|
二人はぎんなんの臭いをかがないように
鼻の息を止めていたのだが、
いやしさが理性を超え、
パンティの匂いを嗅ぐために
思いっきり鼻で吸い込んだ。
|
小林 |
「うお〜!」
|
北小岩 |
「くさいでございます〜〜〜!」
|
パンティの匂いは嗅げずに、
ぎんなんの臭いを鼻の奥まで吸ってしまった。
ポロ ポロ ポロ ポロ
|
小林&
北小岩 |
「しまった!」
|
その機を逃さず、
ウタマロもぎ取り機が股間をとらえた。
|
小林 |
「うごご〜!」
|
北小岩 |
「取れてしまいます〜〜〜!」
|
それにしてもこの町のレクレーションて、
変過ぎますね。 |