ひらひらひら〜
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小林 |
「桜の季節も
終わってしまうんやな」
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北小岩 |
「そうでございますね」
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小林 |
「俺たちも居住まいを正して
桜にグッバイを言わんとな」
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北小岩 |
「いかがいたしましょうか」
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小林 |
「ちんちんを出そうや」
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北小岩 |
「えっ?」
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小林 |
「手を使わずに
己の力でちんちんの上に
花びらを何枚のせられるか。
それが桜への贈る言葉や」
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ふるチン男が二人、桜の木の下へ。
ひらひら
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小林 |
「おっ、おお」
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ぴたっ
先生がブリッジすると
ちんちんのカリの部分に花びらがのり、
まるで戴冠したようになった。
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北小岩 |
「極小のブツなのに
見事でございます!
ではわたくしも」
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弟子がブリッジすると。
にょろにょろ
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北小岩 |
「むっ!
何者かが脚を
はい上がってまいりました。
うわっ、
ヒルがおちんちんに
吸い付きました!」
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アホな人たちのことは放っておこう。
その時刻、重要なミーティングが行われていた。
女性たちによる賢人会議。
よく見ると有識者会議と同じメンツである。
「町の男たちの玉は
役に立つことあるのかしら」
「まったくないわね」
「生ゴミに出しても
置いていかれるわよ」
「やっぱり私たちの管理下において
有効活用しないとダメね」
どういうことなのか。
数日後の男たちの会話。
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男A |
「突然おっかない女たちが
乗り込んできて
『お前は女と
気持ちいいことする
可能性ゼロなんだから
金玉を他のことに使え!』
といわれて羽交い絞めにされ、
開チンさせられたんだ」
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男B |
「俺もだよ。
それで金玉を
改造されなかったか?」
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男A |
「されたよ。
玉袋にいなりずしを
入れられたよ。
砂漠でボランティアする時、
飯を食わずに
ラクダのように
そこから養分をとれって」
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男B |
「それじゃあ
チンこぶラクダじゃないか。
俺はさ、金玉を抜かれて
豆電球を入れられたんだよ。
ホタル狩りをするからって」
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先生と北小岩くんはどうだろう。
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小林 |
「まさか金玉の部分に、
ハエトリガミを入れられるとは
思わなかったな」
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北小岩 |
「『ハエは臭いものに集まるから、
お前にちょうどいい』と
言われてましたね」
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小林 |
「そやな。
お前はどや?」
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北小岩 |
「『玉袋の皮が厚いし
でかいから、
椎茸栽培に適している』
ということで、
椎茸の種駒を埋め込まれました」
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先生たちの股間冬の時代はまだまだ続く。 |