KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の八百九拾伍・・・クリスマス準備

ピカピカ〜

北小岩 「もうすぐ12月でございます」
小林 「そやな」
北小岩 「イルミネーションが
 あたたかいでございます」

むぎゅ

小林 「何しとるんや?」
北小岩 「冬枯れしそうなおちんちんにも、
 ともしびをと思いまして」
小林 「男根にやさしい心根や」
北小岩 「ありがとうございます」
小林 「これからはクリスマス一色やな」
北小岩 「町のクリスマス研究所も
 大忙しでしょうね」
小林 「隣町の奴らに
 一泡吹かせようとしとるからな」
北小岩 「楽しみでございますね」
小林 「エールを送りに行くか」

先生の町と隣町は無駄にライバル関係にあり、
年中小競り合いをしている。
クリスマスも例外ではない。

北小岩 「中からとんかんとんかん
 聞こえますね」
小林 「昨年はいつの間にか
 町に『もみもみの木』を設置され、
 イケメンである俺たちでさえ
 指一本触れとらん町の美女たちが
 もまれまくったんや」
北小岩 「そうでございました」

もみもみの木というのは、
一見もみの木のクリスマスツリーに見えるのだが、
近づくと千手観音のような手が伸びてきて
女性の秘所などをもむのである。

小林 「当然リベンジに燃えとるやろな」

北小岩 「お忙しいところ申し訳ございません。
 何を作ってらっしゃるのですか」
クリス
マス
研究所員
「サンタのソリですよ」
北小岩 「サンタさんは自前のソリが」
小林 「むっ!
 イスの部分をよく見てみい」
北小岩 「あっ!
 すけべイスになっております!!」
クリス
マス
研究所員
「そうなんですよ。
 サンタはここを通って
 隣町に行きます。
 なのでこのソリにサンタを乗せて、
 町のすけべ女子たちが
 サービスすればどうなるでしょう」
小林 「なるほどな。
 あまりの気持ちよさに
 隣町に行く気をなくし、
 ここに留まってプレゼントは
 すべて俺たちの物に
 なるというこっちゃ」
クリス
マス
研究所員
「もちろんです」
小林 「つまりサンタを
 隣町に行かせないようにする。
 だが、サンタは行かないのに、
 ここでイッてしまうというこっちゃ」
小林&
北小岩
&クリス
マス
研究所員
「あはははははははは」


もみもみの木に、すけべイスのソリ。
聖夜を汚す行為であることだけは間違いない。

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2021-11-28-SUN

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