小林 |
「春マン開きやな。
あそこに黒光りしているものがおる」
|
北小岩 |
「亀さんの甲羅干しですね」
|
小林 |
「俺たちの亀も
甲羅干しさせんとな」
|
先生がむんずとイチモツを取り出す。
ぴしゃ
|
北小岩 |
「何かが跳ねました」
|
小林 |
「うお〜〜〜!」
|
北小岩 |
「アメリカザリガニが
先生の極小を挟んだのでした。
きっと小魚と間違えたに
違いございません」
|
小林 |
「うぬぬぬぬ〜」
|
ぐぎっ びゅん
|
小林 |
「ふう。
あやうくちんちんが
ちぎれるところやった」
|
あるのかないのかわからないほど
粗末なブツなど、
ちぎれたところで大勢に影響はない。
「ああ〜〜〜(涙)」
|
北小岩 |
「若い女性が泣きながら
走り過ぎていきます」
|
小林 |
「異常事態や」
|
「大丈夫だからさ〜〜!」
|
北小岩 |
「男性が追いかけております。
事情をうかがってみましょう。
お取込み中のところ
大変申し訳ございません。
今、女性が泣きながら
走っていきましたが」
|
男 |
「黒催眠術師が
現れてしまったんだよ」
|
小林 |
「何っ!
噂には聞いとったが
ついにこの町に来たか!」
|
男 |
「僕の彼女が黒催眠にかけられ、
催眠術師が
『あなたは眠くな〜る』と言って
眠らせた後に」
|
北小岩 |
「眠らせた後に」
|
男 |
「『誰も聞いたことがないほど
でかい音の屁をこく〜』
と言って、公衆の面前で
誰も聞いたことがないほど
でかい音の屁を
こかされてしまったんだよ」
|
小林 |
「恐るべき催眠術や!
彼女のプライドはずたずたや。
俺たちがヤツを打ち負かし、
退散させるしかないな」
|
師弟は町を危機から救うため、
悪の権化に闘いを挑んだ。
|
小林 |
「お前の黒催眠術などには
かからん。
俺が勝ったら
静かに町を出ていくんや!」
|
北小岩 |
「わたくしも同様に
あなたさまの黒催眠術には
かかりません。
わたくしが勝ちましたら
町を退出していただけませんか」
|
黒催眠
術師 |
「私に挑戦するのですね。
よいでしょう。
そこにお座りください。
ではまず、そこの
ちんちんが小さそうな人から」
|
小林 |
「なんやと!」
|
黒催眠
術師 |
「あなたはだんだん眠くなる〜」
|
小林 |
「うっ、やばい・・・」
|
北小岩 |
「先生!」
|
黒催眠
術師 |
「あなたは誰も見たことがないほど
でかいブツをもらす〜」
|
ぶりっ〜〜〜
|
北小岩 |
「うっ。
こんな凄いもの
確かに見たことがございません!」
|
黒催眠
術師 |
「次はちんちんのでかそうな
あなたです。
あなたはだんだん眠くなる〜」
|
北小岩 |
「まずいでございます・・・」
|
黒催眠
術師 |
「あなたはちんちんを持ち
噴水のように
おしっこを天空に向かって放ち
その小便を目薬にする〜」
|
じょぼじょぼじょぼ
|
|
|
師弟ではまったく歯が立たなかった。
しかし、黒魔術師が屁をこかせた若い女性の姉が
金玉空手の有段者だったため、
急所にえぐり二段玉くだけ蹴りを受け悶絶。
すごすごと引き上げたらしい。 |