小林 |
「一、二、三、四」
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ぶ〜らぶ〜らぶ〜らぶ〜ら
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北小岩 |
「五、六、七、八」
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ぶ〜らぶ〜らぶ〜らぶ〜ら
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小林 |
「どや。
ブランコの要領で
かなり上の方まで
攻めることができるやろ」
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北小岩 |
「そうでございますね」
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小林 |
「お前が先鋒で俺が次鋒や。
二勝して後ろの奴らにつなげんとな」
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北小岩 |
「はい。
あとはどれだけ
ジャンプできるかですね」
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年に一度トランポリンを使った
隣町との対抗戦が行われる。
代表選手五人対五人で戦う。
今年は先生と北小岩くんも出場するのだが、
何の戦いかよくわからないので
試合当日の様子を見てみよう。
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小林 |
「まずお前が隣町に
イチモツかましたれ!」
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北小岩 |
「かしこまりました」
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司会兼
審判 |
「では第69回
町んちん(まちんちん)対抗戦を
行います。
両選手はトランポリンに
上がってください」
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二人の選手は全裸である。
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司会兼
審判 |
「では私のおならの音で
競技を開始します」
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司会兼審判がお尻の穴にマイクを近づける。
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司会兼
審判 |
「ではよ〜い!」
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ぷ〜〜〜 ブリッ
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司会兼
審判 |
「しまった!
実まで出てしまった〜!」
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どうでもいいことなので話を先に進めよう。
両選手ともジャンプの高さを上げていく。
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北小岩 |
「あっ、
まずいでございます!
上をとられました。
避けなければ」
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ひょい
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北小岩 |
「ふう。
間一髪でございました」
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この競技はより高くジャンプし、
相手の頭の上にチン棒と玉金を乗せた方が
勝ちなのである。
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北小岩 |
「次はわたくしの番でございます。
わたくしには女湯をのぞくために
数十年続けた
ジャンプ力がこざいます。
いかせていただきます。
女湯へ届け〜!」
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びゅ〜〜ん
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観衆 |
「うお〜〜〜!」
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北小岩くんの魂の跳躍にどよめきがおこった。
ぴたっ
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相手 |
「しまった!」
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司会兼
審判 |
「北小岩選手の勝ち〜!」
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男観衆 |
「やった〜!
見事だ〜!」
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女観衆 |
「物凄く大きいわ〜♥」
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北小岩くんは町のヒーローとなった。
しかし、次に登場した小林先生は
ジャンプ力は群を抜いていたのだが、
イチモツがペットボトルのふたぐらいの
大きさしかないので空振りし、
体勢を崩してネットでちんちんをくじき
失笑を買ったことを付け加えておきたい。
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