がっがっがっ
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北小岩 |
「だいぶ歩きましたが、
まだでございましょうか」
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小林 |
「そろそろやな」
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きょろきょろ
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北小岩 |
「どうされましたか」
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小林 |
「お仕置き隊が後をつけとらんか
確認したんや。
そこの洞穴や」
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先生と弟子が卑猥な形をした洞穴に入ると
先客たちが迎えてくれた。
「よくいらっしゃいました。
悪魔たちには見つかってませんね?」
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小林 |
「大丈夫や」
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ここで行われようとしているのは、
町の有志男子による
『おちんちんサバイバル会議』である。
そんなことがお仕置き隊女子にばれたら、
間違いなく金玉をつぶされてしまうのだ。
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司会 |
「では会議を始めます。
まず最先端研究所男子が発明した
こちらからです」
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最先端
研究所
男子 |
「僕たちの金玉は
常に女子金玉空手有段者からの脅威に
さらされています。
そこで特殊なシリコンで
『ちん防具』を開発しました」
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研究所男子が試供品を取り出し装着すると
洞穴は歓声に包まれた。
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小林 |
「なるほどな。
これを着ければ
女にとっては相打ちになるから、
金玉空手の奴らも足を出せんな」
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ちん防具は
女性の秘所そっくりの形をしているのだ。
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司会 |
「ところで
金玉空手に勝るとも劣らない
脅威が発生しているので、
胞子学者に説明してもらいましょう」
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胞子
学者 |
「実は最先端研究所の女子たちが
キノコに恐ろしい品種改良を
施してしまい・・・」
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小林 |
「何があったんや」
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胞子
学者 |
「お二人、こちらへ。
そしておちんちんをお見せください」
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青ざめた男二人がイチモツを出すと。
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小林 |
「なんやこれは!」
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北小岩 |
「こちらの男性のおちんちんには
オオオニテングタケが、
あちらの男性のおちんちんには
ワライタケが生えております!」
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胞子
学者 |
「そうなんです。
最先端研究所の女子たちが
毒キノコの胞子が
おちんちんに着床するよう
細工をしてしまい、
彼らはその被害にあったのです」
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小林 |
「ワライタケの奴は、
ちんちんが笑っとるやないか。
このままでは
町の男たちのすべてのイチモツに
毒キノコが生え、
イチモツが滅ぼされてしまうで!」
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「お前こんなところにいたのか!」
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最先端
研究所
男子 |
「まずい!
最先端研究所の女子だ!!」
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「お前の汚ねえ股間に
何つけてるんだ!
またくだらねえもん作りやがって。
くらえ!!」
ぐきっ!
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最先端
研究所
男子 |
「うお〜〜〜!」
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金玉空手黒帯の女子が放った蹴りは
ちん防具を破壊し、
その奥にあるブツまで破壊した。
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町の男たちのイチモツは
このまま滅ぼされてしまうのだろうか。
予断を許さないことは確かであるが、
どうでもいいことといわれれば、
その通りとおこたえする以外ないであろう。 |