KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の九百参拾壱・・・エアコン

小林 「危険な暑さやな。
 ちんちんの方はどや?」

じろっ ぐた〜

北小岩 「仮死状態になっております!
 先生はいかがでございますか」

ぐた〜 ぐにょ〜

小林 「天国に一番近い仮死状態や!」
北小岩 「このままでは
 わたくしたちのお喜び棒が
 亡きものにされてしまいます」
小林 「町役場や!」
北小岩 「なるほどでございます!
 あそこに行けば
 エアコンがきいているので、
 わたくしたちのチンの介も
 復活するでしょう!!」

二人は瀕死のイチモツが臨終しないように、
そっと両手で包み町役場へ。

北小岩 「中は避暑地のようでしょうね」
小林 「俺たちは秘所地が
 お好みやがな」
小林&
北小岩
「あはははは」

ところが。

ぎい〜 もわ〜

小林 「まったく涼しくないで!」
北小岩 「室温が34度でございます」
小林 「そこのおっさん、
 もっと温度を下げんかい!」
町役場
のおっ
さん
「それはできません」
小林 「なぜや!
 俺にやらせんかい!!」

先生が設定温度を下げていくと。

ぶわ〜〜〜

小林 「もっと激しく
 冷やせるやないか」

ぷ〜 もわ〜

北小岩 「妙な臭いが
 漂い始めておりませんか?」
小林 「んっ?」

ぷ〜ぷ〜 もわ〜もわ〜

小林 「屁の臭いやないか」
北小岩 「それも凄まじく
 濃度が濃いでございます!」

町役場
のおっ
さん
「エアコンの温度を
 34度より低く設定すると、
 1度下がるごとに
 屁の濃度が100%ずつアップします」

いつの間にか役場の人たちは外に避難している。

北小岩 「先生は何度に
 設定したのでございますか!」
小林 「18度や」
北小岩 「危険でございます!
 でもなぜ屁が?」
町役場
のおっ
さん
「隣町の屁工作部隊が
 いつの間にか侵入し、
 細工したらしいのです。
 では僕も避難します」

だだだだだっ

北小岩 「超高濃度の屁で
 息が苦しいでございます!
 気絶しそうです」
小林 「俺に妙案がある。
 ドライにすればええんや」
北小岩 「はっ、早くドライに!」

ぎゅぎゅ

ぷ〜 かさかさ もわ〜
ぷ〜 かさかさ もわもわ〜

北小岩 「乾いた屁も
 強烈でございます〜〜〜」

ばたっ ばたっ

北小岩くんと先生が悶絶したのは
同時であった。

ウェットな屁も凄まじいが、
ドライな屁も
とてつもない破壊力を持っているのですね!

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
メールの表題に「小林秀雄さんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2022-08-07-SUN

BACK
戻る