KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の九百参拾伍・・・トンボ

小林 「もう9月やな」
北小岩 「早いものでございます」
小林 「ひと夏の経験したか」
北小岩 「はい」
小林 「なに!
 お前ひとりだけ
 気持ちええ思いをしたんか!!」
北小岩 「めっそうもございません。
 生のおちんちんが」
小林 「やはり使いこんだんやな!」
北小岩 「違います。
 おちんちんの蒸れを避けるために
 フンドシから出していたのです。
 そうしましたら
 蚊がとまりました」
小林 「ほほう」
北小岩 「その日は38度以上でした。
 その暑さになると
 蚊は動かなくなります。
 わたくしのブツの上で
 仮死状態のようになっておりました」
小林 「うむ」
北小岩 「日頃の恨みとばかり
 渾身の力を込めて
 拳骨を振り下ろしたのですが、
 蚊はその前に地面に落ちてしまい、
 今まで
 経験したことがないほどの強さで
 自分の分身を
 殴ってしまったのです」

どうでもいいことではないかと予想したが、
やはりどうでもいいことだった。
話を先に進めよう。

小林 「シオカラトンボが飛んどるな」
北小岩 「ムギワラトンボもですね」
小林 「ムギワラトンボは
 シオカラトンボのメスやな。
 むっ、なんやあれは!」
北小岩 「おちんちんの形をしたトンボが
 たくさん飛んでおります!」

「あれはね、『チントンボ』といって
 いい思いをできないチンチンが
 業を煮やしてトンボになったんだよ」

北小岩 「あなた様は?」
チン
トンボ
に詳し
い人
「私はチントンボに詳しい人だよ」
北小岩 「黒や赤など
 いろいろおりますが」
チン
トンボ
に詳し
い人
「人のちんちんと同じように、
 1黒2赤3紫と
 序列がついているんだよ」

びゅ〜っ ガッ

北小岩 「細くて短いトンボが
 長くて太いトンボに
 いじめられているようですが」
チン
トンボ
に詳し
い人
「トンボになっても、
 ちんちんと同じ価値観で
 生きているんですよ」

北小岩 「あっ、
 長くて太いトンボが
 後ろにいた女性の股間に
 突進していきます。
 なぜ後ろが見えるのでしょうか」
チン
トンボ
に詳し
い人
「トンボになったちんちんは
 複眼になるので、
 上下や左右はもちろん、
 後ろも見えるようになるんだよ」
北小岩 「凄いでございます!」

悪さしたチントンボは女性に捕らえられ、
引きちぎられて一生を終えた。

あなたのイチモツもトンボになっていないか、
今一度お確かめください。
 

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
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2022-09-04-SUN

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