す〜
|
北小岩 |
「立ちながら
何かに乗ってる方がいらっしゃいます」
|
す〜す〜
|
北小岩 |
「またまいりました」
|
小林 |
「お前の声がするので来てみたが、
勃ちながらノッてるヤツなど
変態にきまっとるやろ」
|
北小岩 |
「あっ、先生。
字が異なります。
あそこをご覧ください」
|
小林 |
「ほほう。
確かに立って乗っとるが、
勃って乗っとるかは判断つかんな」
|
北小岩 |
「なんという乗物でしょうか」
|
「あれは
電動キックボードといいます」
|
北小岩 |
「あなた様は
最先端研究所男子部の方で
ございますね」
|
最先端
研究所
男子 |
「そうです。
私たちは
電動キックボードを応用し、
町おこしに通じるような乗物を
開発しています」
|
北小岩 |
「さすがでございます!
ぜひ乗らせていただきたいです」
|
最先端
研究所
男子 |
「ちょうどよかった。
試作品が二機あるんですよ。
お二人でいかがですか」
|
小林 |
「二機というからには
空を飛ぶんやな」
|
最先端
研究所
男子 |
「空飛ぶスクーターと
考えていただければと思います。
そこに町おこしにつながる工夫を
したのです」
|
小林 |
「当然俺たちには
乗る権利があるな」
|
最先端
研究所
男子 |
「公園で待機しています。
まいりましょう」
|
師弟がそこで見たものは。
|
小林 |
「なんや。
小便器がついとるやないか」
|
最先端
研究所
男子 |
「そうなんです。
大空を飛行しながら立ち小便する。
これ以上気持ちいいことが
あるでしょうか。
他の町から
噂を聞きつけた男たちが集まり、
我が町に活気が出ること
請け合いでしょう」
|
小林 |
「なるほどな」
|
最先端
研究所
男子 |
「では
お二人ともお乗りください」
|
師弟がスタンバイするとすぐに
大空に向けて飛翔し、
二人はイチモツを出し放尿した。
|
北小岩 |
「気持ちいいでございますね!」
|
小林 |
「そやな」
|
その時地上を
お仕置き隊カウボーイ部の女たちが
通りかかった。
ぽたぽた じゃ〜じゃ〜
「あらっ?
雨かしら」
「雨じゃないわ!
あいつらの小便よ」
「なに!!!!!!!」
なぜ女なのにカウボーイ部なのかといえば、
彼女たちはサイの角のような
つけちんちんをしているのだ。
そして。
ひゅんひゅんひゅん
ひゅ〜ん
カウボーイのように投げ縄の達人なのである。
がしっ がしっ
|
北小岩 |
「おちんちんが
縄に捕らえられました」
|
小林 |
「俺もや」
|
ぐいっ ぐいっ
|
北小岩 |
「うわ〜っ。
墜落します〜〜〜!」
|
小林 |
「俺もや〜〜〜!」
|
ど〜ん ど〜ん
「お前らの汚ねぇ生ゴミなど
引っこ抜いてやる!」
ぐいぐいぐいぐいぐいぐいぐい〜〜〜
|
小林&
北小岩 |
「うお〜〜〜!
もげる〜〜〜!!」
|
ちんちんの危機に直面した師弟。
一連の流れを見ると
最先端研究所の女たちに常に虐げられてきた
最先端研究所の男たちが、
先生と北小岩くんを利用して
女たちに小便がかかるように
企てたのかもしれない。 |