ぶるぶる
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北小岩 |
「かなり冷えてまいりました。
そろそろ気をつけないと
いけませんね」
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小林 |
「一応見てみるか」
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北小岩 |
「かしこまりました」
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びよ〜ん
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北小岩 |
「まだおちんちんは
霜焼けになっておりません」
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小林 |
「俺もや。
気持ちええことをする時に
霜焼けでは
テクニックを発揮できんからな」
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この二人はテクニック以前に
女性との機会など皆無であろう。
さささっ
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北小岩 |
「先生、
あそこをご覧ください!」
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小林 |
「なんや。
使用済みパンティが歩いとるのか」
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北小岩 |
「はい」
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小林 |
「むっ!
ほんとに自力で移動しとる!!」
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北小岩 |
「それも
超スケスケでございます」
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小林 |
「後を追うんや!」
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師弟は使用済みパンティを追いかけた。
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小林 |
「あの小屋に入っていったな」
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北小岩 |
「踏み込みましょう」
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ばっ
そこにはアゴに陰毛を生やした仙人がいた。
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北小岩 |
「お忙しくなさそうなところ
大変申し訳ございません。
パンティを追って
この小屋にたどり着いたのですが、
なぜあなた様のところに
スケスケパンティが
訪れたのでございますか」
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パンテ
ィ仙人 |
「ワシは
パンティの気持ちがわかるんじゃ」
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北小岩 |
「どういうことでございますか」
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パンテ
ィ仙人 |
「このスケスケパンティは、
夏に汗ばむ女の
大切なところを包み、
時に男をアヘアへさせた。
しかし、季節は移り
その地位を冬用パンティに奪われ、
見向きもされなくなった。
このパンティは嫉妬し
嘆き悲しんどるんじゃ」
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北小岩 |
「それでどうされたのですか」
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パンテ
ィ仙人 |
「ワシがテレパシィで
『お前はまだ美しく
男の股間を前へならえ!
させられる』と伝えたんじゃ。
気をよくしたパンティが
ワシところに来るようになった」
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北小岩 |
「来たらどうされるのですか」
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パンテ
ィ仙人 |
「もちろん匂いをかいで
かぶるんじゃ」
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仙人はスケスケパンティを手に取り、
ぱっつんぱっつんに伸ばして顔に装着した。
その時だった。
どっがっ
小屋のドアが蹴破られた。
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北小岩 |
「あっ!
金玉空手の有段者の方です!!」
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金玉
空手の
有段者 |
「近頃私のパンティがなくなって
おかしいと思い
つけてきたら・・・。
なぜお前、
人のパンティをかぶってるんだよ」
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パンテ
ィ仙人 |
「パンティが悲しがって」
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金玉
空手の
有段者 |
「うるせえ!」
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ぼこっ ぼこっ
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パンテ
ィ仙人 |
「うぐぐっ」
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たとえ仙人であろうとも容赦ない。
ド級の蹴りが金玉をえぐった。
それにしてもこのように恐ろしい女が
夏にスケスケのパンティをはいていること自体、
恐ろしいといわれねばならぬであろう。 |