KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の九百伍拾弐・・・新春講演会

小林 「あそこがぱっくり」
北小岩 「あけまして
 おめことうございます」
小林 「ついに今年も
 パンティの奥があけたな。
 そしてついに今日や」
北小岩 「わたくしたちを感動の奥ひだに誘った
 あの大作家・
 金太万之助(きんたまんのすけ)先生の
 新春講演会でございます」
小林 「名作『細尻(ささめじり)』やな。
 せっかくの機会や。
 お前質問した方がええで」
北小岩 「かしこまりました」

師弟はそれぞれのちんちんの付け根を
指で何度もこすって匂いをかぎ、
そこはかとない微妙な香りを動力に
町の公民館に向かった。

小林 「超マン員や」
北小岩 「さすが
 万之助先生でございます」

金太万之助先生の文学への思い、
文士たちとの華麗な交流など、
ファンなら思わず涙してしまう
珠玉の講演が終わり質疑応答に入った。

司会 「素晴らしいお話を
 いくつもうかがうことができました。
 ここからは先生への
 質問コーナーです。
 我こそはぜひと思う方、
 挙手をお願いします」
北小岩 「はい!」
司会 「ではそこの
 顔がおちんちんに似ている方
 どうぞ」
北小岩 「わたくし、
 万之助先生の名文にしびれている
 一ファンでございますが、
 先生はあのように
 きらめく文章をささっと
 書いてしまわれるのでございますか」

ここで万之助氏の執筆現場を再現してみよう。

万之助 「うう!
 何も浮かばん。
 締め切りが迫っとる。
 ああ、俺はもう駄目だ。
 筆を折ろう〜〜〜!」

毎回そこから気を取り直して
なんとか完成させている氏なのであるが、
やはり人というのはカッコつけたがるもので。

万之助 「あんな文でよければ、
 いつでもケツの穴に鉛筆をさして
 書けますよ」
北小岩 「さすがでございます!
 ぜひそのお姿拝見したいです!!」
聴衆 「そうだ!
 今ここで名文を書いてもらおう」
聴衆
たち
「ケツの穴!
 ケツの穴!」

大ケツの穴コールが巻き起こった。

万之助 「うう」

氏も引くに引けなくなり、
仕方なくパンツとズボンを同時に下ろし
ケツの穴に鉛筆をさした。
床に原稿用紙がセットされ。

司会 「私たちは
 世紀の瞬間に立ち会っています。
 今、先生のケツの穴が
 名作を生み出します。
 お願いいたします!!」

カリカリ ぐっ つるっ

万之助 「あっ!」
司会 「体勢を崩されました!」

どたっ ぐさっ ぶにゅう〜 すぽっ

万之助 「うお〜〜〜〜〜!!」

ケツの穴に完全に鉛筆がおさまってしまった。
今年もこの町はくだらない。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
メールの表題に「小林秀雄さんへ」と書いて
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2023-01-01-SUN

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