コロコロ
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北小岩 |
「フンコロガシさんが
何かを転がしております。
フンの中に白い物が見えます。
長老さまの
『伝書フンコロガシ』さんに
違いございません」
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ぴたっ
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北小岩 |
「フンの中に
伝言を入れないで
いただきたいのですが
仕方ありません」
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ぶにゅぶにゅ
弟子が枝を刺してフンを崩していると。
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小林 |
「糞と戯れとるとは
どういうつもりや」
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北小岩 |
「あっ、先生。
長老さまから伝言が届いたのです」
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小林 |
「糞の中の伝言など
読みたくもないがしゃあないな。
なになに。
『我が町は男同士の
コミュニケーションが
インポになっとる。
このままじゃ中折れにもならんから
女には内緒で行なうこととする。
見に行ってみい』」
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北小岩 |
「なんだかよくわかりませんが
見に行きましょう」
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二人が公園に到着すると。
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小林 |
「なんや、この糸は」
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北小岩 |
「蜘蛛の巣のように
張りめぐらされております」
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小林 |
「たどるんや」
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北小岩 |
「かしこまりました」
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ダダダダッ
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北小岩 |
「むっ!
糸がキングコブラに
つながれているのかと思いましたら、
町一番のイチモツ自慢・
珍歩伸流(ちんぽのびる)さんの
おちんちんではありませんか」
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小林 |
「何しとるんや」
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珍歩
伸流 |
「長老から自分のちんちんと
他の人のちんちんを糸で結んで、
糸電話でちんちん同士話すようにと
お達しがあったんですよ。
『ちんコミュニケーション』
だそうです」
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小林 |
「相手は誰や」
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珍歩
伸流 |
「町で二番目のイチモツ自慢・
屁二酢遙(ぺにすはるか)くんです」
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ちんちん同士の会話に耳をそばだててみよう。
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珍歩
伸流の
ちんちん |
「屁二酢くんのおちんちんくん
おひさしぶり。
調子はどうだい?」
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屁二
酢遙の
ちんちん |
「近頃調子がよくなくて
ローションに頼ることが
増えてきて」
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珍歩
伸流の
ちんちん |
「そりゃ大変だ。
三番目のイチモツ自慢・
裏筋万里の長城の介(うらすじばんりの
ちょうじょうのすけ)くんのちんちんと
順位が入れ替わっちゃうよ」
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屁二
酢遙の
ちんちん |
「そうだね。
よくしごいてもらうよ」
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確かにちんコミュニケーションが
成立しているようだ。
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珍歩
伸流 |
「先生と北小岩さんの分の糸も
預かってます。
長老があの師弟には
必ずやらせろとおっしゃってました」
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小林 |
「しゃあない。
北小岩は向こうに行って
ちんちんに糸を結ぶんや。
俺はこっちで結んどく」
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珍歩
伸流 |
「限界まで張らないとダメですよ」
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北小岩 |
「かしこまりました」
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ぴ〜〜〜ん
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北小岩 |
「おちんちんがとれそうなぐらい
ピンと張りました」
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「何よこの糸?」
運悪く金玉空手の有段者女たちが通りがかった。
「邪魔だから
引っ張りながら全力疾走してみようか」
「いいわね」
ぐいっ だだだっ
二人の猛者は俊足であった。
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小林 |
「何があったんや!
ちんちんがとてつもない勢いで
引っ張られとる!!」
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北小岩 |
「金玉空手の方々が
糸を持って猛ダッシュしております!
わたくしたちも走らねば
おちんちんがとれてしまいます!」
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小林 |
「走るで!!」
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だっ
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北小岩 |
「ダメです。
あの方たち足が速すぎます!」
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小林 |
「俺も限界や」
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ぴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん
ぐぐぐっ ぽろっ ぽろっ
師弟のおちんちんがとれたようですね!
ちん年早々縁起がいいです!! |
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