シーン
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小林 |
「冬の空気は澄んどるな。
これだけ澄んどれば
遠くに干してあるお宝も
じっくり拝めるな」
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北小岩 |
「スケスケパンティの
秘所部分まで
くっきりですね」
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小林 |
「出撃するか」
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北小岩 |
「かしこまりました」
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空気は澄んでいるのに師弟の心は濁りきっている。
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小林 |
「目星はついとる」
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北小岩 |
「『へそ下三寸女子寮』で
ございますね」
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小林 |
「そや。
むっ、あんなところに
くそガキがたむろっていて
邪魔やな」
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北小岩 |
「大声で
しゃべっておりますね」
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ガキA |
「お前、何Gなの?」
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ガキB |
「俺は4Gだよ」
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ガキA |
「5G(ファイブジー)に
した方がいいぞ」
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ガキB |
「多すぎないか」
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ガキA |
「そんなことねえよ。
5Gが気持ちいいんだよ」
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ガキB |
「速いらしいな」
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ガキA |
「そうだよ。
早く6Gにしたいぐらいだよ」
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小林 |
「聞いたか」
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北小岩 |
「はい。
5自慰(フェイブジー)と
言ってましたね」
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小林 |
「自慰マイスターを自認する
俺たちでさえそれは
天の数字や」
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北小岩 |
「先生の近頃は?」
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小林 |
「2自慰(ツージー)がせいぜいや。
死ぬ気でがんばっても
3自慰(スリージー)が限界」
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北小岩 |
「なんとかせねばなりませんね」
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小林 |
「パンティは後にして
家に戻るか」
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帰宅した二人は座禅を組み精神を統一した。
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小林 |
「あんな糞ガキどもに
自慰マスターの称号を
譲ることはできんからな」
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北小岩 |
「5自慰(ファイブジー)に
挑戦いたしましょう」
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そして数十分後。
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小林 |
「どや?」
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北小岩 |
「現在4自慰(フォージー)ですが
これ以上は無理です」
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小林 |
「死んだ気になっていくんや!」
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北小岩 |
「これ以上がんばると
イチモツがとれてしまいます」
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小林 |
「俺も失神寸前やが
あきらめんで!」
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ぐいぐいっ ぽろっ
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北小岩 |
「あっ!
とれてしまいました!!」
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ぽろっ
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小林 |
「俺もや!!」
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二人のイチモツなどとれた方がよいであろう。
それにしても5自慰(ファイブジー)は
あまりに危険だ。
よい子のみなさんはくれぐれも
チャレンジしないようにしてください。 |