ぐじゅぐじゅ
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北小岩 |
「お目めがつらいでございます」
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ぐじゅぐじゅぐじゅ
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北小岩 |
「お鼻もつらいでございます」
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ぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅ
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小林 |
「お前、さっきから
ワイセツな音を立てとらんか」
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北小岩 |
「あっ、先生。
濡れて濡れて
仕方ないのでございます」
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小林 |
「スケベなことを
大声でのたまうんやない。
おなご化が始まったんか」
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北小岩 |
「めっそうもございません。
年々花粉症が
ひどくなっているのでございます」
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小林 |
「この前まで
花粉症(かふんしょう)ではなく
脱糞症(だっぷんしょう)と
騒いどったやないか」
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北小岩 |
「そちらもまだ
治っておりません。
ですのでわたくし、
脱糞症の上に
花粉症になったのでございます」
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脱糞症というものが何をさすのかはわからない。
しかし、わかったところで
心が黒雲に覆われるだけなので先に進もう。
「なんとかしてください!!」
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北小岩 |
「女性が最先端研究所に
駆け込みました」
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小林 |
「毎度のことやが
悪い予感しかせんな」
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研究所をのぞいてみよう。
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小股の
割れあ
がった
女性 |
「そばを通ったスケベそうな男が
私のことを見て
股間を膨らませたんです。
だから私
『なんでそんなところを
大きくしてるのよ!
警察に通報するわよ!!』
って言ったんです」
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最先端
研究所
女性 |
「うんうん。
それで
どうなった?」
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小股の
割れあ
がった
女性 |
「『ば〜か!
股間を膨らませただけなら
生理現象だから、
通報されても捕まんねえよ。
もっともっと膨らませてやるよ』
となじられたんです」
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最先端
研究所
女性 |
「それは許せないわね。
もう大丈夫だから。
私たちに任せてね」
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それから数日後。
ぐじゅぐじゅ
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小林 |
「今朝からちんちんが
涙を流しとるんや」
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北小岩 |
「わたくしもイチモツが
くしゃみをするように
なってしまいました」
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町の男 |
「僕はそこが
かゆくてたまらなくて。
かきまくっていたら
かさぶたの中にちんちんが
あるような感じに
なってしまいました」
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小股の
割れあ
がった
女性に
失礼な
ことを
言った
男 |
「俺はちんちんが
呼吸できなくなって。
集中力がなくなって
膨らまなくなっちまったんだ」
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その頃、最先端研究所女性と
小股の割れあがった女性は快哉を叫んでいた。
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小股の
割れあ
がった
女性 |
「ありがとうございました!
花粉の中に
エロエロエキスを入れて、
いやらしいおちんちんが
思わず吸い込んでしまうように
したんですね」
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最先端
研究所
女性 |
「そうね。
イチモツが花粉症になっていれば、
不埒なエレクトもなくなるわね」
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町の男たちのちんちんを花粉症にする。
恐ろしいことであるのは確かだが、
最先端研究所のメインの研究が何であるのか、
未だにわからない。 |