図書館
司書 |
「いかがですか」
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小林 |
「世界でもこれだけの
名著がひしめきあっとるところは
ないな」
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図書館
司書 |
「先生のおかげです!」
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小林 |
「うむ」
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図書館といえども一般の人は閲覧できない。
どんな館かといえば。
パラパラパラ
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館長 |
「これを見て
股間を膨らませない男は
皆無でしょう」
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この発言からもわかるように、
えげつないエロ本の図書館であった。
だだだだっ
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北小岩 |
「スケベ画像の
パッチワーク服を着た
怪しい方があそこに!」
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パシャ パシャ
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北小岩 |
「我が町秘蔵の
エロ本の写真を
撮っております。
エロ本スパイに
間違いございません」
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小林 |
「その町が
どんなエロ本を
所蔵しているかは、
トップシークレットや!」
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館長 |
「つかまえてください!」
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北小岩 |
「かしこまりました!
逃がしませんよ!!」
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だだっ
びゅん! びゅん! すぽっ! すぽっ!
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北小岩 |
「エロ本スパイが
何かを投げてきました。
両鼻の穴に
入ってしまいました」
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ムクムクムクムク
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北小岩 |
「鼻の中で
わたくしの鼻くそが
大きく育っております!」
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ぶわっ ぶわっ
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北小岩 |
「鼻くそがマックスとなり
呼吸ができません!」
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小林 |
「凄まじい使い手や。
お前には荷が重過ぎたな。
しゃあない、俺がい」
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言い終わらぬうちにエロ本スパイは
とてつもない勢いで先生に近づき、
ズボン後方から何かを入れた。
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小林 |
「ケツの穴に
未確認薬物を挿入された!」
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びゅびゅびゅびゅびゅっ
ムクムクムクムク
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小林 |
「腹が膨れてきたわ」
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ぷ〜っ ぷ〜っ
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小林 |
「やばい!
腹の中で屁が鳴っとる!」
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館長 |
「特殊な薬が
腹中にいる屁の赤ちゃんを育て、
お尻の穴から出る前に
大人の屁にされて
しまったのでしょう」
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ぷ〜っ ぷ〜っ ぷ〜っ ぷ〜っ
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小林 |
「屁が充満して
はちきれそうや!」
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どこの町の者かはわからないが、
信じられないほど恐ろしい男。
それがエロ本スパイである。 |