北小岩 |
「わたくしたちの町は
隣町と年中いさかいを
起こしておりますが、
隣町で一番恐ろしい方は
どなたでしょうか」
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小林 |
「近藤やな」
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北小岩 |
「近藤さんでございますか。
新撰組局長、
天然理心流の近藤勇さんと
関係あるのでございますか」
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小林 |
「まったく関係ないな」
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北小岩 |
「ではどのようなお方で?」
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小林 |
「近藤夢着留
(こんどう・むつける)という名で
一応侍の血筋や」
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北小岩 |
「『コンドームつける』さんで
ございますか」
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小林 |
「恐ろしいやろ」
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北小岩 |
「恐ろしくないどころか、
侍としてあまりに
弱そうではございませんか」
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小林 |
「お前もまだまだやな」
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北小岩 |
「そんなことはございません。
先生が少し臆病・・。
はっ、
申し訳ございません」
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小林 |
「まあええ。
吠え面かかんこっちゃな」
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北小岩 |
「大丈夫でございます。
わたくし、
もう少しお散歩をしてから
帰宅いたします」
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ざっざっざっ
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北小岩 |
「お小水を放ちたくなりました。
公衆おトイレに寄ってまいります」
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さっさっ
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北小岩 |
「ズボンとふんどしを
同時におろしまして、
尿がほとばしるこの瞬間が
たまりま」
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ばばっ
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北小岩 |
「何者でございますか」
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しゃっ
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北小岩 |
「あっ!
わたくしのおちんちんに
何かつけられてしまいました」
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「コンドームだよ」
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北小岩 |
「もしかするとあなた様は、
近藤夢着留
(こんどう・むつける)さんで
ございますか」
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近藤夢
着留 |
「そうだよ。
そのコンドームには
特殊な接着剤がついているから、
6か月とれないよ」
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北小岩 |
「それではお小水が
できないではございませんか」
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近藤夢
着留 |
「武士の情けで
無限に伸びる材質でできているから
大丈夫だよ。
じゃあ達者でな」
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北小岩 |
「お待ちください!」
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たったったっ
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北小岩 |
「困りました!
もれてしまいます。
仕方ございません」
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じょぼじょぼじょぼ
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北小岩 |
「お小水を放出できたのは
幸いですが
重いでございます。
このままでは確実に
おちんちんがとれてしまうでしょう。
あっ!
近藤夢着留さんはそんな
恐ろしい技を!
先生がおっしゃられた意味が
今わかりました!!」
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成人男子の一日の平均尿量は
1500ミリリットルと言われている。
一日でさえちんちんにかかる重量は
1.5キログラム。
6か月ではなんと
270キログラムになってしまう。
関取以上で力士最重量といわれた小錦関が
体重284キログラム。
つまり北小岩くんのちんちんに
超巨漢力士がぶら下がっているところを
想像していただければ、
それがどんなに凄まじいことか
イメージしていただけると思う。
近藤夢着留・・・。
敵にまわしたら誰もが
6か月を待たずにイチモツを失う。
これほど恐ろしい男がいるだろうか。 |
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