KOBAYASHI
小林秀雄、あはれといふこと。

しみじみとした趣に満ちた言葉の国日本。
そんな国のいとおもしろき言の葉を一つ一つ採取し、
深く味わい尽くしていく。
それがこの項の主な趣向である。



其の九百八拾七・・・血圧

ギギギッ

ぐにゅぐにゅぐにゅ

ずずずっ

ぶりっ

最先端
研究所
女性
「完成したわ。
 これで極限までお仕置きできるわね」
お仕置
き隊
幹部
「そうね。
 破壊してやるわ!」

町の男たちに
未曾有の危機が訪れようとしている。
今週は高血圧予防週間で、
本日から検査がスタートした。

小林 「血圧を測るのは久しぶりやな」
北小岩 「前回はいかがでございましたか」
小林 「上が69、下も69やな」
北小岩 「さすが先生でございます」
小林 「お前はどや」
北小岩 「下が108でございます」
小林 「尺八か。
 お前は吹かれるのが好きやからな」
小林&
北小岩
「あはははははははは」

早く滅ぼされた方がよいであろう。
アホ面下げて会場に到着すると。

北小岩 「イスに丸い穴が開いており、
 後ろに五本指構造の
 アームロボットがございます」
小林 「血圧の測定も
 進化しとるようやな」
看護師 「ではお二人とも
 イスにお座りください」

腕に血圧計がセットされる。

看護師 「では測ります」

ぴっぴっぴっ

ギギギッ

北小岩 「むっ!
 お尻の下でロボットが
 指浣腸の体勢をとっております」

びゅんぼん びゅんぼん

小林 「うぐぐぐ。
 何度も浣腸攻撃しとるやないか!」

ぴっぴっぴっぴ〜

看護師 「お二人とも
 最高血圧が
 200を超えています。
 血圧が130を切るまで
 計測を続けるよう
 お仕置き隊の幹部から
 言われております」
小林 「変や!
 俺はそんなに高かったことは一度も」

ギギギッ

びゅんぼん びゅんぼん

看護師 「最先端研究所女性が開発した
 この指浣腸アームロボは、
 お尻にある秘密の
 高ケツ圧ツボを突きまくるように
 設計されております」
北小岩 「ううううう!
 肛門が!!」

びゅんぼん びゅんぼん びゅんぼん

ぴっぴっぴっ

看護師 「二人とも230を超えています。
 では再び」

びゅんぼん びゅんぼん びゅんぼん
びゅんぼん びゅんぼん びゅんぼん

北小岩 「もっ、
 漏れてしまいます!」
小林 「俺もや!!」
小林&
北小岩
「あああああああああ」

その後の描写は控えたい。

またしても最先端研究所女性は
恐るべきものを開発した。
しかし、そんなものを創るために
多額の町税が投入されていること自体
しょ〜もないであろう。

小林秀雄さんへの激励や感想などは、
メールの表題に「小林秀雄さんへ」と書いて
postman@1101.comに送ってください。

2023-09-03-SUN

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