社長 |
「先生に
見せたいものがあるのですが」
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小林 |
「なんや?
怪しげな縮れ毛でも
見つけたんか」
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社長 |
「そうじゃないです。
一緒に空港に行って
ある光景を見て、
先生にも海外に出ていただくのも
一興かと思いまして」
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社長は巨金持ち、
対して先生は所持金が2円しかない。
そんな二人がなぜ懇意なのか。
先生はえげつないエロ本を探す達人であり、
社長のオーダーレベルを遙かに超えるため
何かと目をかけてくれるのである。
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北小岩 |
「素晴らしいことでは
ないですか」
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小林 |
「それもええかもな」
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社長自慢のヘッドライトをおちんちん型にした
ポルシェならぬポルノという
インチキスポーツカーに乗り空港に向かった。
キーン キーン
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小林 |
「飛行機の離陸は
いつ見ても壮観やな」
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北小岩 |
「心が大空へ
飛び立つ気がいたします」
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「大きく太くなって帰ってくるんだぞ!」
「たくましくそそり立って帰ってこいよ!」
クスン クスン
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北小岩 |
「あの方たちは
ご子息をお送りに
なっているのでございましょうか」
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小林 |
「泣いとるな。
それにしては贈る言葉が妙やな」
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「あっ、社長!」
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社長 |
「よお!」
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社長を見つけた二人が駆け寄ってくる。
「無事ムスコを送り出しました!
社長のおかげです。
ありがとうございました」
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社長 |
「海外で経験を積ませるのも
大事だからな」
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北小岩 |
「お二人とも息子さんを
海外修行に出されたのですね」
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社長 |
「ムスコ、
つまりおちんちんだけ
修行に出したんだよ」
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北小岩 |
「どういうことでしょうか!」
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社長 |
「日本はグローバル社会で
遅れをとってしまってるだろ。
同じくおちんちんも
通用しなくなってる。
だから海外の女性と
チン体験を重ねて
ご立派になって帰ってきて
グローバルに活躍できるように
するんだよ」
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小林 |
「なるほどな。
かわいいムスコには
旅をさせろというヤツやな」
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社長 |
「そうなんです。
そこで先生のおちんちんにも
旅に出ていただいて、
強く太く長くなって
帰国してもらい、
我ら熟男たちの
チン鏡(かがみ)に
なって欲しいと」
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北小岩 |
「チャンスじゃないですか。
先生のおちんちんは
日本にいても
いい思いができるわけないし、
何よりも先生のブツは
ペットボトルのふたぐらいの
大きさしか・・
はっ、失礼いたしました」
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小林 |
「まあええ。
そやな。
俺は自分のイチモツを
過保護にし過ぎたのかもな。
海外に出すのは
ラストチャンスかもしれん」
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社長 |
「ではおちんちんを外して
この金の
特製ペニスケースに
入れてください」
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ぱかっ からから〜
先生のイチモツは
ペニスケースにおさめられたが、
極小過ぎて中で遊んでしまう。
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社長 |
「リオデジャネイロを目指して
次の便に乗せますね。
サンバを踊り
女性と戯れ
情熱的に修行するのが
いいでしょう」
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キーン
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小林 |
「モンスターサイズになって
帰ってこいよ!」
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グスン
己自身との別れに涙する先生であった。
その後の先生のブツであるが、
無事リオデジャネイロに降り立ったのだが、
チン物検疫の際、微少なゴミと間違えられ
捨てられてしまったという。
めでたしめでたし。
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