小林秀雄、あはれといふこと。 |
その弍拾伍・・・謎 弟子「先生にも青春時代はあったのですか?」
小林「アホぬかすな。 弟子「ぜひ、その一端をお聞かせください」。
小林「そやなあ、俺は横浜育ちやから 弟子「ぜひ先生の青春の道程をたどらせてください」。
小林「まあ天気もいいことやし、
弟子の北小岩くんと横須賀線に乗る。 小林「山の空気は、気持ちええなあ」。 弟子「そうですね」。 小林「腹が減ったなあ。そろそろ飯にしようか」。
いきなり、北小岩くんが風呂敷からブラジャーを出した。 小林「なんや、それは?」
弟子「私が考案しました『ブラジャーおにぎり』です。 小林「ところでこのブラジャーはどうした?」
弟子「先生の書斎の机にのっていたものを 誇らしげに北小岩くんが続ける。
弟子「肉じゃがとか芋のにっころがしとかが
まだまだ甘いと思っていた我が弟子だが、 小林「そろそろ、行こうか」
山を下っていくと、小さなトンネルがあった。
小林「むむむっ! これは謎の壁画や。
矢印の方角に進むと、再び木に謎の絵が描かれ矢印がある。 弟子「あっ、エロ本が置いてあります」。 小林「ほんまや! これはかなりの上物やで」。 グッと足を踏み込み、エロ本に近づいたその時だった。
「うお〜〜〜!!!!」
弟子「先生、落とし穴です!穴の中には、
小林「まだ、出したてほやほややな。
大の大人がふたり、エロ本につられ |
1999-02-03-WED
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