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橋を渡り、
小山の繁みに添って
7~8分ほど歩いてから
山に入るような感じで
砂利道を登っていくと
看板が立っていました。
1645年、
ここに神社を建てようとしたら
石の墓が多数出てきたという
記録があるそうです。
それはまさに石室!
多数ってことは、
古墳群を発見していたのです!
発見した人たちは、
「ちょっと前の有名な武将の墓だろう~」
くらいな感じで、
大昔の古墳だなんて
誰も考えなかったんでしょうね。
神社の拝殿は奥にあるようですが
時間短縮のため参拝はなし。
え? ここ、登って行かないの?
という人もいました。
気持ちわかりますー。
目的は神社じゃなくて、
あくまでも古墳なのですね。
「え? ここ、登って行かないの?」
とおっしゃったのはおそらく、
3枚目の写真に写っている
ピンクのシャツのおじさまかと思われます。
おじさま、たたずまいがすてき‥‥。 |
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小山に向かって右手に
古墳があるそうです。
確かに細い道がありました。
けもの道みたいー。
アップダウンして30mぐらい行くと
真新しい看板が‥‥。
ん? これが古墳でしょうか?
ちょっとこんもりと‥‥。
たしかに看板の新しさが気になるわ。
スソさんのために新調したのかしら(笑)。
それはともかく、
スソさんの写真には
ある種のすごみを感じるの。
だって、これぜんぶ、山道の写真よ!?
3枚連続、山道の写真って!
堂々と、地味なの!
でも‥‥山道の写真をこんなに並べても、
「古墳かもしれない」と思うと、
ワクワクしてくるから不思議だわーー。
3枚目の写真、よーく見てね。
奥の方が、こんもりとしてるの。 |
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そうです。
こんもりとしたところに、
石室がありました!
あ、真っ暗!
ストロボが…
あれ?
なかなかうまく撮れません~。
かろうじて1枚。
わー、
かなり奥深い!
天井はあまり高くないようです。
勝山古墳は、
複式構造の横穴式石室ですが、
詳しいことは
まだわかっていないんです。
ごめんなさい、
ハニワのわたしにもわからないの。
みこちゃん、
この古墳からの出土じゃないから‥‥。 |
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現時点では、
中に入るのは見送りたいということ。
うー、残念!
一同引き返して
元の場所に戻りました。
さっきも目にしていた
このごろんと置かれた石は
石室の天井石だそうです。
墳丘が崩れたか、
壊されてしまって露出したのでしょう。
草で隠れている大きな石も
石室に使われた石でしょう。
土がやわらかくて足が沈んでしまい
これ以上は近づけません。
‥‥ほぼ同じ写真が3枚。
これでもかと、3枚。
石室に入れなかった残念さと、
すこしでも天井石に近づきたいという
スソさんの強い想いが、
3枚構成の写真からあふれているわ。 |
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この周辺には、
未確認の古墳がまだ多数あるかもしれない
ということです。
でも私有地ということで
見学の際にも配慮が必要とのこと。
それはそうですね、
知らない人がうろうろしていたら
困りますよね。
古墳を観にきた人かどうか
わかりやすい格好とかがあればいいのかな~。
古墳マニアTシャツを着るとか?
いや、それはどうなんだか‥‥。 |
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さあ、次のポイントへ
さらに北東へ移動します。
民家がぽつぽつ増えてきて
家の前や道の脇に畑があったりして‥‥。
にんじんとか大根とか、
葉っぱが青々としています。
見上げれば、秋の空と柿の実‥‥
えーっとこの巨大なみかん的なものは、
ざぼん? |
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勝山古墳を出発して
10分ぐらいは歩いたでしょうか。
いよいよこのツアーの目玉古墳、
みやこ町を誇る古墳「綾塚古墳」です!
あ、はっきりと丸い形が見えました!
あれは円墳ですね。
先頭集団がもうあんなところに~。
いつの間にか最後尾になっていたんだー。
急げ! 急げ!
石室の入り口も見えてきました!
秋の風景とともに
しみじみ終わるのかなーと思ったら‥‥
なんとここからクライマックス?!
スソさん、急いでーー! |
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日頃の運動不足、
息があがってしまいました。
まずは、息を整えて
落ち着いて看板を読みましょう。
ここかー。
ここにウイリアム・ガウランドも
来たんですよね!
その人のことは、古墳フォーラムで
取り上げられることになっています。
さて、入り口に近づくと、
石があちこちに
ごろんごろん。
とにかくその大きさにびっくりです。
わー、石室の天井が高い!
規模が大きい!
綾塚古墳は、
北部九州の代表的な古墳のひとつ。
つくられたのは7世紀初頭、
直径約40mで高さ7mの円墳です。
九州で2番目に長い、
複式の横穴式石室(全長19m)で、
玄室には家型石棺があるのよ。 |
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石室の入り口の脇へまわってみました。
丸い輪郭、わかりますか?
古墳は丘陵の先端を利用して造られています。
墳丘を右から左からじっくり見て‥‥。
みんなもちょっと興奮している感じです。
さあー、いざ石室へ!
なめるように撮られた5枚の写真!
スソさんの興奮が伝わってきます。
マルチアングルで
じっくりと墳丘をご堪能ください。
福岡県京都郡みやこ町での
古墳部活動はつづきまーーす。 |
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