東京糸井重里事務所では、 2009年11月のある日、乗組員スギエから |
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いつも物静かなスギちゃんにしては、熱い文面。 果たして、 「もみじ市」を運営する「手紙社」さんは編集の会社です。 ならば、「ほぼ日」にできることは何なのか‥‥? 「ちいさな窓口」になろうと思いました。 「ほぼ日」の読者の中には、 長い前置きを失礼しました。 まずは「手紙社」のみなさんが |
スギエ | 北島さんは、 糸井さんの高校の後輩なんですよ。 |
糸井 | え? ‥‥そうですか。 おうまれは何年ですか。 |
北島 | 昭和42年です。 |
糸井 | ぼくが23年うまれですから、 ずいぶん後輩になりますよね。 |
北島 | はい。 糸井さんといえば、伝説の大先輩で。 |
糸井 | あの‥‥お聞きになったその伝説は、 ぜんぶデタラメですから(笑)。 |
一同 | (笑) |
糸井 | いやぁ、まいったなあ(笑)。 そうですか、なるほど、わかりました。 ‥‥まいったな(笑)。 |
スギエ | あの‥‥もみじ市のお話を(笑)。 |
糸井 | はい、お願いします。 |
スギエ | そんな北島さんが企画された「もみじ市」に、 わたしは数年前から 行かせてもらっているんですけど、 これがほんっとーに、毎回たのしいんです。 たのしいから、 行くたびに毎回お客さんが増えて、 もう、駅からずーっと人が並んでいる状態で。 あきらかに年々、 来る人の数が増えているんです。 それに合わせるように、 出店される作家さんも増えて、 わあ、こんなすてきなかたが「もみじ市」に! っていう驚きも毎年ありました。 自分たち「ほぼ日」も イベントをすることはよくあるので、 人を集めることのむずかしさは 身にしみてわかっているつもりなんです。 なので、 「なぜこんなにすてきな雰囲気で 人を集めることができるんだろう?」 という疑問がずっとありました。 そう思っていたところに ニュースで「もみじ市に2万人を超える人が」 っていうのを知ったんです。 2万人! 2万人って! 2万人を集めるっていうのは、 これ、尋常なことじゃない! と思いました。 それを主催している人は いったいどんな人だろうと調べたら、 「手紙社」の北島さんにたどりついたわけです。 それで、本日はこうして、 北島さんといっしょに「もみじ市」を 企画しているみなさんに、 わざわざご足労いただきました。 糸井さんとのお話のなかで、 「人を集める」ということについて、 うかがえたらいいなと思っています。 どうか、よろしくお願いいたします。 |
糸井 | ‥‥‥‥すごいね。 |
スギエ | あ、すみません、 わたしがこんなにしゃべってしまって‥‥。 |
糸井 | いやいや、いいんです、わかりました。 こちらこそよろしくお願いします。 ‥‥いやあ、 ふだん物静かな人が急にしゃべりだす すごみっていうのは説得力がちがうよね。 いやぁ、びっくりした(笑)。 |
スギエ | ‥‥すみません。 |
糸井 | スギちゃんがそこまで言うなら、 すばらしいイベントにきまってますよ。 きょうは、わざわざありがとうございます。 よろしくお願いします。 |
北島 | よろしくお願いします。 (つづきます) |
2010-09-29-WED |