HOST
いっそあのホストに訊こう!

第25夜 それを零士さんに言わせるってすごいねぇ



糸井 女性で、「この人が落とせたらなぁ〜」っていう人、
いますか?
零士さんが得意なジャンル、苦手なジャンル
それぞれあるんでしょうけど、
「この女性を落とせたらすごいよ」っていう人、いますか?
零士 あの、僕が普通に見てですね?
糸井 ダイアナ妃とか、そういうこと言わないでね。
もういないし(笑)。
零士 ええ。
もっと身近というか、
可能性のありそうな人ですね。
そうですねぇ…………。
…………。
糸井 あ、初めて長く考えてるよ(笑)。
零士 あの……今、いちばん最近話題のところで言うと、
松嶋菜々子さんですね。
(註:この対談は3月に行なわれました)。
あの人って、あくまで僕が見た感じで言うと……。
実際には、みなさんどう思ってるかわからないですけど、
俺はたぶん当たってると思うんです、これは。
あの人は、けっこうね、むずかしいと思うんですよ。
意外と扱いづらい相手なんですよ。
さっき言った保守的な部分が強いというか。
ものすごく周囲に合わせてはいますよ、きっと。
だけど、実際中身は頑固なものがあって、
そうそうやたら公のところに出ていかないとかね、
おカネだけじゃ動かない、とか。
糸井 そうだとしたら、むずかしいよねぇ。
零士 そうです。
あの人、むずかしいと思うんですよ。
だから、あの人にちがった視点で
自分を見せることができた反町隆史さんは
ほかの部分は知りませんけど、
そういう部分に関しては、
すごいいいものがあると思うんですよ、僕は。
糸井 要するに、ひとりの青年として
零士 そうです。ひとりの青年として。
アプローチして、松嶋さんが受け入れるということは
彼は彼なりのイズムというか、
価値観があると思うんです。きっと。
それに共鳴させたというしか、
方法が分析できないんですよ。
糸井 すっごい細い道でたどりつくところなんだ?
零士 僕が思うに、そういうタイプなんですよ。
松嶋菜々子さんて。
糸井 はぁ〜〜。
じゃ、そういう話も、
芸能ニュース見ながら、考えたりしてるわけですか?
零士 考えてたわけですよ、先週。
「どうやって結びついたんだろ、これは」って。
糸井 反町くんで思い出したんだけど、
僕には何人か釣りの友だちがいますよね、
で、僕は反町くんと一緒に釣りしたことないんだけど、
釣りを教える人に、誰が上手かと訊いたら、
「反町くんは上手ですね」ってすぐに出たんですよ。
零士 僕も面識はないですけど、
たぶん、本当はけっこうコミカルで、
本当は……いや、わかんないですよ、
でも、俺みたいに、考えてるんだと思うんですよ。
じゃないと、そこにたどりつかないですもの。
だって、むずかしいですよ。
松嶋菜々子さんって、きっと。
糸井 はぁ〜〜、それを零士さんに言わせるってすごいねぇ。
零士 (笑)そりゃねぇ、むずかしいと思いますよ。
で、なっちゃえばむずかしくないですよ。
なるまでがむずかしいんですよ。
受け入れないと思うんですよ、そう簡単には。
だから、いろんなところを、
自分で自分を消毒液につけてみたりとか、
けっこう根気がいることだと思いますよ。
糸井 それ、じーっと考えてたんだ?
零士 たぶん最近ではいちばん報道されたと思うんですよ、
先週か、その前ですか?
だから、まあ、どうだろうなぁ?
って考えてて。
糸井 もう、研究材料に満ちてるんだろうね。
世の中は。
零士 いっぱいあるんですよ。
糸井 じゃ、また新しい質問なんですけど、
「おもしろいとモテる」と
男の子が思ってた時期があって、
笑いの方向にどんどん行きましたよね。
合コンだとか、飲み会なんかでも。
あの傾向って今もまだ続いてるんですか?

(つづく)

2000-07-10-MON
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