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読者のみなさんから届いたお便り #85

 
戦争に行って帰ってきた祖父の話を
父から聞きました。
ちいさかった父が、
祖父が戦争時代のころの写真を焼いていたのを
見たということ。
その写真には、
かなり凄惨なものがあったということ。
祖父も祖母も、アルコールを摂取すると、
口調や行動が怖くなったことなどです。
戦争を経験した人の辛さや苦しさや悔しさは、
想像できないくらい
大きな大きなものだったのだろうと思います。
たくさんの人の心を壊したのでしょう。
戦後80年。
話すのも思い出すのも辛いことを、
伝えてくれる人がいる。
わたしは、それを両手でちゃんと受け取って、
戦争は何も生まないことを、
息子に伝えていかなくてはいけないと
強く感じています。
(まるいつき)

2025-11-03-MON

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  • ヴェトナム戦争/太平洋戦争にまつわる
    読者のみなさんからのお便りを募集いたします。

     

    ご自身の戦争体験はもちろん、
    おじいちゃんやおばあちゃんなどご家族や
    ご友人・知人の方、
    地域のご老人などから聞いた戦争のエピソード、
    感銘を受けた戦争映画や小説についてなど、
    テーマや話題は何でもけっこうです。
    いただいたお便りにはかならず目を通し、
    その中から、
    「50/80 ヴェトナム戦争と太平洋戦争の記憶」
    の特集のなかで、
    少しずつ紹介させていただこうと思います。

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    特集 50/80 ヴェトナム戦争と太平洋戦争の記憶