ほぼ日の商品を、
もっと贈りものとして
活用してもらえたらいいな。
贈る側にも、選ぶよろこびを
たのしんでもらいながら。
そんな気持ちでオープンした、
「贈りものマルシェ」。
こちらのコンテンツでは、
ほぼ日の商品をよく知る
ほぼ日乗組員たちが、
自分のお気に入りで
贈りものにもしている、
というグッズを教えてもらいます。

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その16 すずき編 ほぼ日の贈りもの

「贈りもの」は贈るのもいただくのも大好き、
ほぼ日17年目のすずきです。

わたしには38年来の親友がいます。
学生時代は誕生日に
プレゼントを贈ったりしていましたが、
歳を重ね、それもなくなり、
逆に特に理由はなくとも、
贈りものをするという感じになりました。

2007年、ほぼ日に入社してすぐ
彼女に「ほぼ日手帳」を贈りました。
(当時は1日1ページオリジナル版しか
種類がありませんでした。)
ほぼ日の看板商品ですから、
「こういうのを作ってる会社に入社したよ。」
という紹介もかねて。

とてもよろこんで、
2年ぐらい使ってくれましたが、
「うまく使えないから
わたしにはもったいない。」と言われ、
贈ることができなくなりました。
B型であきっぽい(個人の主観です)彼女ですから、
こうなることは多少予想していました。

手帳を贈れなくなったわたしは
「やさしいタオル」を贈ることにしました。

彼女は
「すごいいい! かさばらないし、かわいいし!」
と絶賛!
タオルなんて何枚あったっていいですから、
ちょくちょく贈っておりましたが、
あるとき
「旦那さんがタオルの会社に就職した」と聞きました。
義理がたい彼女に気を使わせるのもあれなので、
タオルを贈ることができなくなりました。

タオルを贈れなくなったわたしは
「ホワイトボードカレンダー」を贈ることにしました。
「手帳」がうまく使えなくても
「カレンダー」なら使えるだろうと。
気まぐれでリスケの多い彼女ですから
案の定、とても気に入ってくれました。
大のMOTHERファンの彼女なので、
いまではMOTHER版を毎年贈っています。

昨年、そんな彼女から
母、妹、夫がいっぺんに病気になったと、
報告がありました。

気づいたら我々もアラフィフです。
アラもフィフになりますと、
いろんなことがおこります。
協力できることはないかとたずねたら、
「もう一度手帳を使いたい。いまこそ必要。」と。
「いろいろありすぎて、
紙に書かないと管理できない。」と。

過去に1日1ページで挫折(?)していること、
自由にたくさん書きたいとのこともあり、
月間ページとノートで構成されている
「day-free(デイフリー)」をすすめ、
その場で選んでもらった手帳カバー
「MOTHER2/タイルのどせいさんカバー」とともに
贈りました。

根はまじめな彼女とご家族のがんばりと努力で、
みなさん、快方にむかっています。

以前はうまく使えなかった手帳が、
歳を重ね、環境がかわり、
商品も進化してたりして、
必要なものに変わるっていうのは
なんかいいなと思いました。
きっと旦那さんがタオルの会社を退職したら、
また「やさしいタオル」も贈れるようになるなぁ‥‥。

さて、2024年のMOTHERカレンダーは
彼女の大好きな「どせいさん」が主役です。
彼女の必須アイテムとなった手帳と
いっしょに贈ろうと思います。
どせいさんカチューシャをそえて。

2023-11-02-THU

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