「金のさんま」や海鮮丼をはじめ、
海の恵みを活かしたおいしいものを作っている
斉吉商店さんの食堂が、
おいしい牛肉の丼ぶりをひっさげて、
「生活のたのしみ展2023」に登場します。
食堂の名前は「牛ちゃわん食堂」といいます。
「牛ちゃわん」は、茶碗サイズの「牛丼」のこと。
発案・名付け親は、糸井重里です。
「生活のたのしみ展」4年ぶりの、
唯一のイートインメニューに選ばれました。
ぜひ予約して食べてください。
みなさま、「牛ちゃわん」をご紹介いたします。
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▲試作中の牛ちゃわん。あまからの、いい香りがします。
「生活のたのしみ展」に向けて準備がはじまりだした
昨年11月ごろ、
「牛ちゃわん」の企画も進みはじめました。たのしみ展はたくさんのお店が並ぶお祭りで、
なかでも魅力的な食べ物は花形の存在です。
お弁当、パン、スイーツ‥‥
毎回たくさんのお客様にお越しいただくのですが
時間や数に限りがあるため、みなさまに
思うようにご提供できないことが続きました。そんな話をしていたところ、糸井重里が
「1日中、料理を提供できる食堂をつくってみよう」
「メニューは気軽に食べられて、
みんなが大好きな牛丼がいいんじゃない?」
と言いました。牛丼、と聞いたとたん、たのしみ展チーム一同は
おなかをグーッと鳴らしました。
おいしい牛肉、ほかほかのごはん、
甘辛のタレにからむ玉ねぎを想像します。
「よし、とびきりおいしい牛丼屋さんをつくろう!」
「でもいったい、どうやって?」
考えていると、この方たちのお顔が浮かびました。▲それは、斉吉商店さんです!
斉吉商店は宮城県気仙沼市で
おいしい水産加工品の製造や、
「鼎・斉吉」というお店を運営なさっています。
斉吉さんの目玉商品『金のさんま』は
ほぼ日社内にもファンが多く、
たのしみ展では売上TOP3に
入るほどの人気です。斉吉さんはふだん、海鮮を中心に、
おいしいメニューをつくっています。
素材のすばらしさもさることながら、
味付けや火の通し方が絶妙で、
お惣菜を食べるたびに毎回感動するほどでした。
そんな斉吉さんに、たのしみ展チームは思いきって
「牛丼」の開発をお願いすることになりました。東北は、米沢牛、仙台牛、岩手牛など、
おいしい牛肉の産地でもあります。
斉吉さんは長年の通販で好評の
すき焼きや芋煮の経験もあります。
こころよく、この話を受けてくださいました。その後、試作を何度か重ねるうちに、
「丼ぶりサイズ」ではなくて「茶碗サイズ」にして、
一日中、どんな時間帯でも
気軽に食べに来ていただけるお店をめざすことに!お店の名前は「牛ちゃわん食堂」に決まりました。
▲「牛ちゃわん食堂」の名付け親は糸井重里。看板は糸井の手書き文字です。
試食会はおもにほぼ日のオフィスで行いました。
斉吉商店の吉太郎さんと啓志郎さんが
気仙沼からたくさんの試作材料を持って
きてくださいました。
ちなみに、たのしみ展の期間中も、
おふたりが厨房で腕をふるいます。▲吉太郎さんと啓志郎さん。斉吉ファンにはおなじみの顔。
牛ちゃわんの具はシンプルに、
玉ねぎとお肉だけ。
玉ねぎは前もって蒸すことで甘みが増し、
割下がよくしみ込みます。肉は、斉吉商店さんの地元、
気仙沼の有名な精肉店亀山精肉店さんに
ご協力いただき、
今回の牛ちゃわん用に特別に仕入れることに。
赤みの美しい新鮮な肉は
割下で泳がせるようにして火を通します。
絶妙な味付けの割下は、もちろん
斉吉さん特製のもの。ちょっと赤みが残るレアな状態で火から下ろすと、
お肉が柔らかくとってもおいしくしあがります。
斉吉さんのさっぱりした割下がお肉に合います。茶碗に盛り付けているあいだに
火がゆっくりと入り、こんな感じに。
いただきまーす!試食するほぼ日乗組員たちの顔をごらんください。
ああ、おいしかったー!
いま思い出しても、もう一度たべたくなります。「たのしみ展でお買い物して疲れた体でも
ぺろりと食べられる味付けは?」
「肉をベストコンディションで提供するには?」
「ごはんと肉のバランスは?」
「斉吉らしさってなんだろう?」
試作のたびにおいしくなる「牛ちゃわん」、
みなさまに味わっていただく日が
たのしみです!さて、「牛ちゃわん食堂」では、
4つのメニューをご用意いたします。・牛ちゃわん定食 1,400円(税込)
・牛ちゃわん定食(小盛り) 1,100円(税込)
・牛ちゃわん定食+ビール 1,900円(税込)
・牛ちゃわん定食(小盛り)+ビール 1,600円(税込)定食には、「牛ちゃわん」の他に、
味噌汁、漬物、冷茶が付きます。
付け合せの漬物は、
宮城県涌谷町の漬物マイスター佐々木弘美さんが、
この「牛ちゃわん」と初夏の季節に合うものを
考案くださることになりました。▲こんなかたちでご提供する予定です。
「牛ちゃわん定食」は茶碗サイズですが、
ごはん180gと、十分な食べごたえがあります。
おやつの時間帯や、気軽に食べたいという方には、
ごはん140gの小盛りタイプをどうぞ。さらに、サッポロビールさんにご協力いただき、
「SORACHI 1984」のグラスビール(350ml)が
セットになった定食もあります。
「ソラチエース」をつかった香り高いビールと、
「牛ちゃわん」の組み合わせ、
ビールがお好きな方はたまらないはずです!東北の食材と斉吉さんの力で
おいしくできた「牛ちゃわん」、
4年ぶりの食堂にぴったりの、
わくわくする一品になりました。
ぜひ、食べに来てください!「牛ちゃわん食堂」では、
みなさまの待ち時間を減らし、
買い物と食堂の両方をたのしむ計画を
立てていただきやすくするために、
一部の時間に事前予約制を設けます。また、スタッフの休憩のため、
閉店する時間帯がございます。
お越しいただくことをご検討中の方は、
下記をお読みになってご来店ください。みなさまのご来店、お待ちしています!
「牛ちゃわん食堂」はたのしみ展開催中の
4/29~5/5の間、毎日営業します。
営業時間は11:30~14:30/16:00~18:30。
最終日の5/5は14:30で閉店します。「牛ちゃわん食堂」は予約制です。
予約の方法は「事前予約」「当日予約」
があります。
下記のスケジュール表をご覧いただき、
ご検討ください。
予約枠に空きがある場合に限り、
ご予約のないみなさまを席にご案内いたします。
確実に「牛ちゃわん」を召し上がりたい場合は、
ぜひ予約をお願いします。
また、一度に複数枚のご予約が可能ですので、
グループでのご来店もお待ちしています。※予約には「AirRESERVE」というシステムを利用します。
事前予約の手順
4/11の午前11時以降に予約サイトを開くと、
図のようなカレンダーが表示されます。①牛ちゃわん食堂の開催期間(4/29~5/5)に
日付を変更して下さい。
②ご希望の日時の枠を選択し、ご予約ください。当日予約
たのしみ展会場の「牛ちゃわん食堂」前にて、
予約を承ります。スタッフにお声がけください。
当日予約は原則的に16時以降の入店となります。4/29~5/5のスケジュール
最終日の5/5は14:00-14:30の回で閉店します。
席数は変更する可能性があります。試作協力:and recipe 山田英季、小池花恵
試作撮影:and recipe 山田英季
題字:糸井重里
イラスト:糸井重里