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冬でもさっそうと、どこまでも歩けそう。 ウールパンツ

冬でもさっそうと歩ける、暖かなパンツです。
ウエストから腰、ひざ上まではたっぷりとゆとりがあり、
足首に向かってきゅっとすぼまって、
脚さばきがよいこのかたちは、江戸時代、
旅姿の武士や行商人が身につけ、
現代では相撲の呼び出しが着ている、
裁着(たっつけ)という、
活動しやすい袴(はかま)や、
もんぺのスタイルが原点になっています。
そこから、MITTANが現代の暮らしにあわせ、
ちょっとバルーンっぽい、
特徴的なかたちをつくりました。

分量感のあるワタリ(太ももの付け根のサイズ)に
きつめのテーパードを入れたデザインが特徴的。
前後に2箇所ずつ、
横に入った細いタックはアクセントにもなり、
パンツにハリが出て、きれいなシルエットを保ちます。
ウエストはゴムと紐で調節できるので、
お好みの着丈でバランスよく着ていただけます。
ロールアップしても表情が変わります。
運動量を確保しているのでとても動きやすいんですよ。

素材はオーストラリア産のラムウール
「Super100’s」を使用したモッサ生地。
モッサとは、短い羊毛を使った
紡毛(ぼうもう)織物を縮絨(しゅくじゅう)し、
起毛してから、毛羽を少し長めに刈り、
ふっくらと毛を立てるように仕上げた素材です。

紡績以後の作業は愛知・一宮の尾州地方で、
ウエストの紐は京都の工房でつくられた組紐を使い、
裁断と縫製は、広島の工場にお願いしています。

補強の為のナイロン等の化繊が全く入っておらず
非常に柔らかな風合いで、
着用による経年変化においても
化繊混の生地と比べて硬い毛玉はできません。

一重で仕立てましたから、生地の軽さはもちろん、
毛布にくるまったようなあたたかさが実感できます。
主に肌に触れるベルト裏、
ポケット生地にはウールを使用しています。
穿いていて負担が少なく心地良いのが特徴です。

色は錆浅葱(さびあさぎ)。
うんと薄い藍のような、
ややくすんだ浅い緑青色です。

上に着るものを選ばないこのパンツ。
シャツでもニットでもジャケットでも、
シルエットがたっぷりでもタイトでもよく合います。
裾を短めにしていることで、
靴下や靴のおしゃれも楽しめますよ。

2024-11-22-FRI

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  • 販売時期
    2024年11月26日(木)午前11時販売開始

    販売方法
    数量限定販売
    ※なくなり次第、販売を終了します。

    出荷時期
    お申込み後、1~3営業日以内に出荷。