こんにちは、生活のたのしみ展チームです。

次回2023年4月に控えた生活のたのしみ展を
一緒につくってくださるお店や
ブランドのみなさまと出会うため、
私たちは「生活のたのしみ大賞」をスタートさせました。

現在、エントリー受付中です。

締め切りは10月24日(月)の午前11時です。

生活のたのしみ展は、
買い物客として参加するととてもたのしそうですが、
出展者さんの目には
いったいどのように映っているのでしょう。

前回の生活のたのしみ展に出展した3名の方に、
率直にお話をうかがいました。

「生活のたのしみ大賞」の
エントリーの参考に、ぜひごらんください。

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3人目 湖池屋 小林重文さん

さいごにお話をうかがったのは、
ほぼ日と一緒に生活のたのしみ展限定の
ポテトチップスを考案くださった、
湖池屋マーケティング部の小林重文さんです。

「湖池屋とほぼ日のあげたてポテチ®直売所」では、
「生活のたのしみ展」のために揚げたポテトチップスを、
工場から直送で運び、販売しました。

コンドウアキさんのイラストが入ったパッケージで、
ほぼ日オリジナルの
「あとがけフレーバー」2種類がセットになっていました。

当日の会場はこのポテトチップスをお土産にと、
最初に手にして買い物を続けるお客さんで
いっぱいになりました。

湖池屋マーケティング部 小林重文さん

僕はふだん、湖池屋の新商品開発や、
既存ブランドの育成を担当しています。

生活のたのしみ展の担当をすることになったのは、
本当にたまたまで‥‥。

初めてほぼ日と一緒に打ち合わせをするとき、
僕は最初呼ばれていなかったんです。

でも「小林も来なよ」と、なぜか誘われて、
行ってみたんです。

生活のたのしみ展の話を聞いたらわくわくしてきて。

そのようすを見た社長から
「じゃあ小林がやったら」と言ってもらいました。

生活のたのしみ展限定のポテトチップスを
どんなものにしようか、
湖池屋とほぼ日が一緒に相談しながら進めていきました。

ある日の打ち合わせで、
なぜか天ぷらやとんかつの話題になって、
「ポテトチップスも揚げ物だから、
揚げたてが一番おいしいんだよ」
という話になりました。

それならば! と、イベント直前に揚げたポテトチップスを
直送で会場まで届けて販売することになりました。

僕はシンプルに、「うすしお味」の
3袋セットにしようと思っていたのですが、
せっかくなら2、3袋目は
味を変えてたのしめたらいいんじゃないかと、
2種類の味の「あとがけフレーバー」をセットにすることを
ほぼ日のみなさんから提案してもらいました。

「あとがけフレーバー」は、
謹製ごま油と、薫香ハーブの2種類。

謹製ごま油は、ほぼ日の杉山さんが
湖池屋の「じゃがいも心地」のごま油味を
気に入ってくださっていたことをきっかけに決まり、
薫香ハーブは、工場直送のポテチを
さらに香り豊かにするためにと考えて
湖池屋が提案した味でした。

つまり「あとがけパウダー」には、
湖池屋とほぼ日、両方の提案が
なかよく入っています。

本来、商品開発を他社さんと一緒にやるとなると、
むずかしい調整があったり、
ゆずれないルールやお堅い話が
生じてくることもあると思うんですが、
ほぼ日のみなさんとは、そういうことがなかったです。

例えるなら、学生のときに
文化祭の展示をいちから全部つくりあげるときのような
一体感でした。

当日のイベントの雰囲気も、
来てくださる方々と、会場のスタッフ、出展者さんが
本当に素直に対等に交流している感じが、
なつかしい文化祭のようでした。

当日はとにかく忙しかったですけどね(笑)。

大量のポテトチップスを3個ずつセットにする作業が
間に合わなくて‥‥。

ほぼ日のみなさんや、糸井さんにも手伝っていただきました。

湖池屋の社員もお客さんとして家族連れで来てくれたりして、
みんな「いいイベントだね」「すっごい売れてるね」って
喜んでいました。

お客さんにも「湖池屋の商品、いつも食べてますよ」などと
お声がけいただいたりして‥‥。

ふだん会社にいると、
お客さんの声を直接聞ける機会があまりないので、
今後の開発の参考にもなりましたし、
素直にうれしい気持ちでした。

次回もし湖池屋がまた生活のたのしみ展に出たら‥‥。

僕もまた店頭に立って一緒に参加したいなと思っています。

(おわります。)

2022-10-14-FRI

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    エントリー募集期間

    2022年9月20日(月)

    ~ 10月24日(月) 午前11時

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