
スタイリスト轟木節子さんがデザインを手がけ、
2017年にはじまったビワコットンは、
いまではほぼ日の定番商品として、
たくさんの方に親しまれています。
2025年の注目は、
あたらしい素材、BIWACOTTON ONI YORYU(鬼楊柳)。
新作アイテムの魅力を、
スタイリストの轟木節子さんをまじえて
ビワコットンチームで座談会をしました。
轟木節子((とどろき・せつこ))
熊本生まれ。スタイリスト。
自然で凛とした美しさのあるスタイリングを得意とし、
着心地のよい素材を用いた天然素材の
ものづくりの監修、ディレクションも。
ファッション誌や広告等のスタイリングなど、
幅広く活躍。
-
- やえ
- 2025SSのビワコットンは、
なんといっても「ONI YORYU」という
新素材の登場がニュースですよね。
今までのビワコットンももちろんいいんですけど、
なんかこう「迫力のある表情」っていうか、
まず生地がしっかりしていて。
- 轟木
- ベーシックなビワコットンよりも厚くて、
シワのような表情が特徴です。
これまでのビワコットンは、
「ワンマイルウェア」っていう意識が
特にあったわけでもないんだけれど、
どちらかといえば「カジュアルなデイリーウェアで、
相棒的にいつも着られる」っていうような、
そんな立ち位置だったのかなって思うんです。
ONI YORYUは、
お出かけマイルが伸びてる感じなんですよ(笑)。
- なお
- お出かけできちゃう感じですね。
これで街に出る人が続出する(笑)。
- やえ
- あたらしい素材については、
ビワコットンを作るカイタックさんから轟木さんへは
数年前からいろいろ提案されてたと思うんですよ。
ようやく今シーズン、こういうかたちで花開いて、
じつは私が予想していたものよりもずっと、
なんて言うのかな、かたちがシャープだなと思ったんです。
印象的なのがタック使いで、それが今までにないような
シャープさをね、出してるんですよね。
- 轟木
- 「シャープ」っていう言葉が
聞けたのはなんか嬉しいですね。
楊柳って「和」のイメージもあるなと思って。
- やえ
- あ、和っぽさ、それだ!
轟木さん最初、そうおっしゃってましたね。
- 轟木
- 日本の伝統的な気持ちのいい素材を、
今着たいデザインにおとしこんでいく面白さがありました。
袖がふわっとしてたらきれいだろうなとか、
タックを上半身に入れたり、うん。
- やえ
- マイルが伸びて。
- 轟木
- ね!パフタックドレスはレストランでの食事にもいい。
場が広がった感じがしますよね。
ただこれ、やっぱり特殊なビワコットンの生地だから作る過程で
「ここタック入れられる?どうかな?」っていうのを、
ビワコットンチームのパターンナーさんたちと相談して、
「できること、できないこと」を確認しながら、でしたね。
- なお
- イメージが実現できるように。
- 轟木
- はい、そうなんです。
うまくいくと嬉しくて!
着心地もデザインも
ベストなものができあがったと思っています。
- やえ
- ほんとに、すてきな服ができましたよね。
ではそのONI YORYUのアイテム、
まず「パフタックドレス」をみていきましょうか。
今までのビワコットンよりも地が厚い分だけ、
体のラインをあんまり拾わない。
そして、タックを入れたので印象がシャープになって、
ほんとにシュッとして見えるんですよね。
- なお
- 細身に見えるんですよね。
タックのおかげで、上半身がすっきり見える。
縦線がもうひとつできるからですね。
- やえ
- そうそう。そこがすごい。
今回とってもいいなって思うポイント。
- 轟木
- ウエストの切り替え位置も少しだけ高めにして。
デザインのバランスも整いました。
- やえ
- 絶妙ですね。
後ろも同じようにタック。
- なお
- それですっきりした感じに。
で、袖がたっぷりしてるっていう対比もあって。
袖がまたかわいい。
- 轟木
- ポイントのバフスリーブは袖口がゴムで。
パフスリーブって肩のあたりから
ふんわりしているものもありますよね。
今回のこれは、
手首に近い所にボリュームがあって
大人っぽいシルエットです。
たくし上げても着られる仕様なんです。
- なお
- 太めのゴムなんですけど、キツくはなくて、
上に上げるとちゃんとしっかり止まる。
だから、ひと折りして上げてもいいし。
ちょっと印象が変わりますよっていう。
- 轟木
- 内側にゴムをひと折りしてたくし上げると
バルーンのようなかんじで甘い印象になりますね。
- やえ
- ガーリーに。
- 轟木
- そうそう!エレガントに。
好きなバランスを鏡の前で探ってみてください。
- やえ
- 結構しっかりした生地だけど涼しいので、
これ、袖丈が長いですけど、長い間着られると思うんですよ。
春先から、たぶん11月ぐらいまで着てて、全然いいと思う!
- 轟木
- 大丈夫だと思いますよ。
- なお
- オールマイティですよ。
あったかめのインナー着ちゃったり、
重ね着しても、着膨れしないんですよね。
- やえ
- たしかに。じゃあもう季節は問わない(笑)。
- 轟木
- このONI YORYU、
表面が波打ったように凹凸があるから、
肌に触れる接地面も少なくて、
夏でも着られると思うんですよ。
- やえ
- そうそう、涼しいし、逆に冬は、空気もためるから、
そこそこあったかいはずなんですよね。
- なお
- あと、見た目よりも軽く感じますね。
着る前、持った感じはちょっと存在感があるけど。
- 轟木
- 着ると、爽やかですよね。
体感がサラッとしてるからですね。きっと。
- なお
- 気持ちいいですよね。
秋冬なら、ビワコットンのタートルを中に着ても。
- 轟木
- (笑)バッチリ。
わたしは1月の生活のたのしみ展で
メリノウールの「ヨハ」のインナーを中に着て、
パフタックドレスを着ていました。
- やえ
- 色によっては、秋冬のお洋服なのかなって思うくらい。
季節を問わず、着られそうですよね。
サイズはFとTのふたつですね。
- 轟木
- はい。
ツーサイズあって、丈の差が結構あるのが特徴かな。
- やえ
- 主に丈ですね。
幅もちょっと違う?
- 轟木
- 少しTの方が大きいです。この素材は。
横には伸びるから、
身長や好みの着丈で選んでもらえたらと思います。
- やえ
- 身長170cmの方でも、
ロング丈で着られるようにつくっているので。
Tサイズは、目安として160cm以上の人向け、
っていうふうに言えそうですね。
- なお
- Tサイズを、小柄な人が着ると?
- わたこ
- 私、153ですけど、
靴が若干、隠れるというか、触れる感じ。
- 轟木
- ヒールのある靴をはいて
フルレングスで着たりもありですね。
- やえ
- パンツと合わせるのもすてきですよね。
この組み合わせ、ヨーロッパとも中東とも言えない、
なんかこう異国情緒が。
- 轟木
- パンツ合わせも、おすすめです。
- やえ
- その雰囲気もちょっと新鮮。
ちょっとフォークロアにもなれるし。
パンツと合わせるならFのほうがいいのかな。
- 轟木
- 私は丈長めで、
ワイドパンツが少し見えるバランスも好きですよ。
ワンピース丈、短いほうだったら
細みのパンツ合わせとかね。
- わたこ
- 160cmぐらいの人が一番悩みそう。
- なお
- そうですね。どっちでもいけるから。
でもやっぱり見え方というか、
雰囲気はちょっと変わりますよね。
そのときのパンツとかで。
まあまあまあ、たしかにどちらもよい。
- 轟木
- カジュアルに着たい気分だったら短いFの方を。
Tはかっこよくなりますね。
- やえ
- 長いと、シャープさが増しますね。
- 轟木
- たとえば、旅行に持っていきたいってなったら、
足さばきがいいFのほうで、パンツを合わせたら。
ONI YORYUのパンツ、合いますよ。
- やえ
- ああ、おしゃれ!突然おしゃれになる!
- 轟木
- 配色合わせもきれいで、同色合わせもいいですよ。
この「Sea Green」は、海のグリーンのようでもあり、
海と山のような意味合いで、
深いグリーン、グレー、ブルーにも見える色。
とてもいい色が出ました。
Taffy Roseはひと足先に
新年の生活のたのしみ展の時から着ているのですが、
袖を通すとふわっとご機嫌になる色です。
- なお
- そうですね、ほんとに。
- 轟木
- うんうん。
- なお
- 後ろ姿も、いいんですよね。
このボタンがかわいい。
- 轟木
- 「惑星みたいなボタンだね」って、選んだんです(笑)。
- やえ
- 「惑星ボタン」、フフフ。
- なお
- 惑星ボタンがあることによって、
後ろの首のラインがめちゃくちゃきれいに見えましたね。
- やえ
- 襟ぐりがキュッとして、品よく見えるんでしょうね。
- 轟木
- ボートネックぎみだけれど、
ボートネックよりもちょっと詰まってる。
絶妙ないいラインに落ち着きました。
- なお
- タートルと合わせてもきれいに見えるんですよね。
- なお
- スリットもポイントですね。
- 轟木
- はい、スリットも歩きやすい位置に入れていて、
後ろ姿もタックがあってきれいですよ。
- やえ
- 実は幅があるし伸びるけど、すっきり見える。
- 轟木
- 生地に、
全体的に上から下へ縦の筋が入っていることも手伝って、
視覚的効果もね、あるかも。
- なお
- 身体の線を拾いすぎないことに加えて
タックも入れたから、余計すっきり見えちゃう。
- やえ
- なるほど!なるほど、なるほど。
縦筋がはっきり見えるんだ。
- 轟木
- そうですね(笑)。
ONI YORYUのシボの溝が深いから、
陰影でストライプみたいに。
光沢もあって、光が当たると、
きれいな印象になるんですね。
- やえ
- そこがちょっと高級感というか。
- 轟木
- 品のいい生地ですね。
- やえ
- 「凝った布選んで、凝ったお洋服つくりました」っていう感じ。
- 轟木
- それはうれしいです(笑)。
これだけじっくりみんなで生地に向き合って
話すのはたのしいですね。
- やえ
- 今回のパンツは、ワンピースにもロングシャツにも、
どっちに合わせても。
- 轟木
- いいようにつくったんですよ(笑)。
- やえ
- 色は、3アイテム共通で、3色。
- 轟木
- 生成りのような「Mellow(メロウ)」と、
深いグリーンの「Sea Green(シーグリーン)」、
そしてお菓子のようなという意味のTaffyから
「Taffy Rose(タフィーローズ)」。
- やえ
- ピンクのパンツ、なかなかこの色ないですよね。
春が来た!っていう感じ。
- 轟木
- いいですよね。気持ちもはなやぐ。
穿くとね、合わせやすいんですよ。
ワンピースとの重ね着でほんの少し
ピンクが見えるのもすてき。
Sea Greenは合わせやすくておしゃれな万能色。
Mellowはもちろん合わせやすくて涼やか。
- わたこ
- 丈の長いところやスリットからチラッと見えると。
- やえ
- うん、かわいい。
このパンツは、全体的にすこーし丸みがあって。
- 轟木
- カーブがあるシルエットなんです。
- やえ
- ね、きれいなカーブがあって。
足先になると足細見えなんですけど、
太もも周りとお尻周りはたっぷりあるので。
- なお
- 楽ですよね。
- やえ
- そうです、そうです。
あと、布の地がそもそも厚くて、これだけ凸凹してると、
体のライン、お尻のラインとか拾わずに
きれいに見えるっていうのが最高にいいと思うんですよね。
- なお
- サイズのバリエーションは3パターン。
S、M、Lですね。
- 轟木
- はい。
- やえ
- パンツって、やっぱり丈の長さがすごく重要ですよね。
170くらいの身長でも、くるぶしぐらいまできてほしいんです。
この3サイズなら、150cm台のかたから、170くらいまで、
みんなに合うものが選んでいただけるかと。
- 轟木
- 私たち3人や4人のね(笑)。
わたしは、152cm。
- わたこ
- わたしは、153cmです。
- なお
- わたしが、平均的で160cm。
- やえ
- わたしが背が高くて、170cm。
私たちがOKなら、たぶんどの身長の方でも大丈夫。
- 轟木
- うんうんうん。
どのサイズ幅でも結構ゆとりがあるので、
本当に丈の長さで選んでいただけたらと思います。
- なお
- ウエストはゴムで、紐もついてますよね。
これで、ちょっと上げたり、下げて着たりで、
着丈のちょっとした調整もできますよね。
- 轟木
- はい、できます。
着丈の話でいうとね、背が高い方が
短めにはきたいと思ってSサイズを選ぶと、
裾がすぼまっているなっていうのが、
より感じられるかもしれない。
- やえ
- ああ、パンツのかたちがそのまま見える。
- 轟木
- シンプルなトップスを着たときに、ちょっとワイドの方が
バランスがよくてかっこいいって思うことが多くって。
それでこのパンツは、ワイドな見え方で、
でも歩きやすさも大切にしたいから、
膝下にかけて少しすぼめたシルエットです。
- なお
- たぶん、一般的なイメージのサイズ感が、
160センチくらいの身長でMサイズ。
- やえ
- うん、たしかにそうですね。
かかとで踏まないくらいの長さで落ち着く。
- 轟木
- うん、そうそう。
で、たとえばですけど、
レースのワンピースの下に着るスタイリングでは
Sを重ねているんですよ。
上のワンピースが
ボリュームのあるデザインではなかったから。
- やえ
- ウエストはゴムと紐で楽ちんですけれど、
部屋着っぽくないですね。
- 轟木
- タックも入れてきれいに。
あと、前ファスナーが見えるような
ステッチを入れてあります。
それがあるとないのでね、
お出かけの範囲が変わるんですよ(笑)。
で、ゴムのところはちょっとね、
トップスをブラウジングして。
ゴムはしめつけすぎない特許をとってある
ソフティーゴムです。
- なお
- 裾にダーツがあるのも、すっきりの要素ですね。
- 轟木
- そうですね。カーブのデザインを出すために。
さりげなくすぼまるラインが出るように縫ってあります。
- なお
- キュッとではなく、さりげなく。
裾がバサバサしないくらいの。
- 轟木
- ワイドには見えたいんだけれども、
足さばきは旅行とか、普段の生活でも、階段とか、
動きやすくしたいっていうことで。
- なお
- 着てみると…、軽すぎる(笑)。
- わたこ
- 軽すぎる(笑)。
- やえ
- 軽いから、ワイドパンツには見えるけど、
穿いてる人はウエストゴムで
着心地がよくて、動きやすい。
- なお
- ワイドなんだけど、これもONI YORYUの素材感で、
縦線があるせいか、着膨れするようには見えない。
- やえ
- うんうんうん。
それで、タックでも自然な深めの縦線があるから、
余計すっきり見えるんですね。
- 轟木
- ロングシャツは、もちろん1枚で着るんですけれど、
私はパンツと合わせて、
このようにして着たいと思っております(笑)。
- やえ
- なるほど。
ウエストに巻いて、前で結ぶ。
- 轟木
- 腰巻き。
いきなりアレンジした着方でごめんなさい(笑)。
- やえ
- 前から見ると、太いベルトしてるみたいな。
- なお
- うんうんうん。
同じ鬼楊柳のパンツに、ロングシャツ。
色を同じにして?
- 轟木
- 同じ色で、つなぎを上半身脱いで
巻いてるようなかんじです。
トップスをインにしたときに、
パンツのゴムを見えないようにすると、
なんかおしゃれになるんですよね。
私、春夏のビワコットンも、カーディガンとボトムの色を合わせて、
必ずと言っていいほどセットでいつも着てたの。
そうすると、もう何マイルでも行ける装いになる(笑)。
どこまでも行ってました。
- なお
- そうですよね。
- 轟木
- これをひと巻きするだけで、
お家っぽくなくなるんですよね。
そしてイヤリング、ブレスレットをして。
- やえ
- 同色でするっていうこともポイントだったりします?
- 轟木
- うんうん、しますします。
トップスとも合わせやすい。
- なお
- もちろん普通に着てかっこいい、ロングシャツ。
- やえ
- いや、ふつうに、超かっこいいです。
ヨーロッパみたいな雰囲気というか、
ちょっとクラシックさも感じます。
エレガントでもあるし。
- わたこ
- 品があるかんじ。
- 轟木
- 袖は、手首に向かって自然に細くなってます。
- やえ
- 袖口がバタバタしないのもいいですよね。
- 轟木
- ちょっと袖をめくって、キュッと上げて着るのがかわいいなと。
三つ折りくらいして、
たくしあげて手首が見えるかんじで。
- なお
- 動きやすい。
- 轟木
- こう折ると、ちょっと立体感が出て
それもいいのかな!うん。
- やえ
- あ、そうかも。ほんとにそうですね。
- なお
- でもやっぱり細く見えますよね。
腕が細長く見える。
- 轟木
- うれしいですね。
で、後ろ前同じ丈、
腰まわりが見えない丈です。
- やえ
- お尻隠れるの、大事ですよね。
- そいういう声もありますね。
- なお
- 脇のスリットがわりと深くて、
角が丸くカットしてあって。
スリットが入っていることによって、
やっぱり動きやすさもあるし、うん。
- やえ
- 上下「Mellow(メロウ)」、いいですね!
- なお
- かわいいですね。
同色のかっこよさがありますね。
コーディネートで轟木さん、
前の裾だけ入れてましたね。
- 轟木
- あ、そうそう。
- なお
- きれいめなかんじになりますね。
サイドのスリットのせいで、無理がないですね。
- 轟木
- はい。
- やえ
- この襟ぐりもワンピースと同じような、ややボートネック気味。
- 轟木
- そうですね。こちらのほうが、よりボートネックです。
こちらは前に「惑星ボタン」がついてます。
最初、ボートネックで、どシンプルで、後ろボタンだったんです。
でも途中のサンプルチェックで後ろ前逆に着て
「この惑星ボタンがアクセントになるのもかわいいかな」って、
こうしました。ネックレス代わりに!
- やえ
- すてきです。
- 轟木
- インして着ると、つなぎ風に見えるかんじもかわいい。
このONI YORYUだと、生地が厚めなせいか、
いわゆるワークウェアのつなぎの、
ズドーンってしてるシルエット風になるんです。
- なお
- フィットしてないほうがいいですもんね。
つなぎに見せたいんだったら、ね。
- 轟木
- そうなの。
この1枚、シャツの丈の長い部分が入ることで、
つなぎ見えするんですよね、不思議と。
- やえ
- そのときは、「ぜひ同色で」ですね。
夏になったら、このピンクも
そんなに派手に感じないと思うんですよね。
- わたこ
- ああ、春とか、夏になったら。
- 轟木
- これもサイズ選びは、身長を目安に、
Fサイズか、背が高い方はトールサイズ。
- やえ
- そうですね、幅は同じぐらいですもんね。
FとT、違いはほぼ長さだけなんですね。
- 轟木
- 背が高めのかたも、短く着たかったらFで。
インにして着るなら、Fのほうがいいですね。
- なお
- このピンク、なんかすごく不思議な魅力がありますね。
- わたこ
- 着てみると、そんなに派手じゃないから。
- 轟木
- 陰影があって、奥行があって。
肌なじみもいいです。
- なお
- この鬼楊柳の生地の、持ってる力というか。
- 轟木
- うんうん、これにね、ジャケットを着てもかわいい。
- なお
- ね、そうですね、おしゃれ!(笑)。
これは街で目立ちますね。みんな振り返る。
インするのとしないのとで、まったく雰囲気変わるし。
だからいろんなバリエーションの着方ができる。
- 轟木
- あとね、真ん中にひとつ切り替えが入っているから、
すっきり見えます。
前中心に、さりげなく。
- やえ
- 縦の縫い目があるだけで違うんですね。
- なお
- 肩の位置はちょっと下がっていて。
- 轟木
- そうですね、肩はドロップショルダー。
動きやすい。動きやすいっていうのと、
デザインのアクセントにもなってます。
あとここ、スリットのところの、
ガゼットのいう力布のような、
ディテールもアクセント。
- なお
- そういうところが、うれしいですよね。
- やえ
- 着ていて快適なONI YORYUで、
おしゃれの幅が広がりますね!
ありがとうございました!
(おわります)