2025年1月9日から、はじめての
真冬の生活のたのしみ展がはじまります。
これまでほとんど毎回、
「お客さん」としてたのしんでいた石田ゆり子さんが、
はじめて店をかまえ、
出展者として参加することになりました。
さてさて、どんな店になるのでしょう。
*
生活のたのしみ展
「石田ゆり子さんがいっしょに暮らすものたち」
くわしくはこちらをごらんください。
石田ゆり子(いしだ ゆりこ)
俳優。1969年10月3日生まれ。
東京出身。
1988年ドラマ『海の群星』(NHK)でデビュー。
以降、ドラマや映画の出演、執筆や音楽活動など、
幅広く活躍。
2024年連続テレビ小説『虎に翼』に
主人公の母親役で出演。
国立西洋美術館で2025年2月11日まで開催の展覧会
『モネ 睡蓮のとき』のアンバサダーをつとめる。
- ──
- ゆり子さんのお店の名前は
「石田ゆり子さんがいっしょに暮らすものたち」
ですが、実際のゆり子さんのおうちには、
犬と猫たちがいます。
- 石田
- そうなんです。動物たちは、
本人たちは来ないけど、
この店を構成する大事な要素になります。
- ──
- 学校帰りに地面を見て歩く
お子さんだった頃から、
動物がお好きだったのでしょうか。
- 石田
- まったくそのとおりで、
学校の帰り、木の枝といっしょに
子猫を拾ってきたこともありました。
母からは「飼えないから戻してきなさい」と言われ
泣きながら元いたところに戻し、
夜中に父と一緒にもういちど引き取りにいったりとか、
そんな思い出ばかりです。
ものごころついたときから、動物は大好き。
- ──
- 犬猫は、ゆり子さんの暮らしに
欠かすことのできない家族ですよね。
- 石田
- これはもしかしたら、
普通じゃないくらいなのかもな、と
自分で思うこともあります。
いま私はたくさんの動物たちと暮らしてますが、
その子たちは私の扶養家族です。
日々、ほんとうに大変ですが、
動物が家にいないのは、
ちょっと考えられないです。
いま、猫が6匹、
犬が1匹います。
猫は全員、保護した子たちです。
- ──
- ごはんもトイレも散歩もお医者さんも、
手がかかるとは思いますが、
まずはワンワンニャーニャーニャー、
気持ちをひとりで全部を受けとめるのが
大変そうです。
- 石田
- そうです、もう大変です(笑)。
そうなんですけど、
動物たちはみんな
私を親だと思ってくれていて、
そして生きものとして平等に
「同居」してくれている。
そんな感じなんです。
- ──
- そんなゆり子さんの犬と猫が、
今回のお店の大事な構成になる、
というのは‥‥?
- 石田
- オリジナルグッズをつくったんです。
とってもかわいいんです。
- ──
- ははぁ、ポストカードも、
スタンプもありますね。
切手シールもある!
- 石田
- いや~ん、かわいいです。
- ──
- Instagramで見ていたので、
私にとってはまさにスターグッズです。
- 石田
- あああ、おかしい、これ(笑)。
すみません、自画自賛で。
- ──
- これらはすべて、
ゆり子さんが撮られた写真なんですね。
- 石田
- はい、ぜんぶ私が撮っております。
動物の写真は、飼い主が撮るのが
いちばんカワイイと思ってます。
- ──
- はい、ゆり子さんじゃないと
撮れないですよね、これは‥‥。
レンズの向こうに信頼がある目です。
- 石田
- ああ、この2枚は特に好きな写真!
「雪かみさまとハニオ」
「ばびぶーと花かんむり」
ああああ、どっちも好きです。
- ──
- これら動物のオリジナルグッズは
「石田ゆり子さんがいっしょに暮らすものたち」の
お店に並ぶのですね。
- 石田
- いえ、生活のたのしみ展の会場内の
オープンマーケット
(予約をしなくても入場できる売り場)でも
取り扱っていただきます。
- ──
- ゆり子さんがいつも動物に向けている視線、
関係、暮らしのよろこびが、
グッズを通してよくわかります。
- 石田
- ありがとうございます。
ぜひ、会場で手にとってごらんください。
動物たちのものは、ほんとにたのしくて、
ずっとつくり続けたいです(笑)。
- ──
- このワンちゃんネコちゃんグッズの
ブランド名は、
「ゆりごろう王国」というのでしょうか。
- 石田
- はい、俗称、ゆりごろう王国です。
あこがれのムツゴロウ王国をもじって、
まわりのみんなで「ゆりごろう」なんて
言っているうちに定着しました。
ついに「ゆりごろうキングダム」と英語化して(笑)、
今回の動物のグッズは、
ゆりごろうキングダム×ほぼ日の
コラボレーション、
ということになっています。
(明日につづきます)
2024-12-16-MON