
ほぼ日に「雑草部」ができました。
糸井重里が雑草に興味を持ち始めたことを
きっかけに、雑草好きのメンバーが集まり、
雑草にまつわるいろんなことを、
みんなで自由にやってみることにしました。
屋上のプランターで雑草を育ててみたり、
各地で観察したり、ときには実験をしたり。
いろんなかたちで雑草とつき合いながら、
雑草に学んでいけたらと思っています。
みなさんは雑草、お好きですか?
いっしょに楽しんでいただけたらうれしいです。
ほぼ日雑草部、部長の
です。
「雑草部やろう!」
雑草の魅力を知った糸井重里のひと言から、
ほぼ日雑草部がはじまりました。
きっかけは、ほぼ日の學校に来てくださった雑草の先生、
静岡大学・農学博士の稲垣栄洋さんのお話。
雑草の生き方を知ると、
「あぁ、こういう生き方もあるんだな」
とはげまされました。
自分が生きやすい環境になるまで、
何年でも発芽のタイミングを待ちつづける。
環境が自分と合うときを見計らって
一気に成長する。
ふまれる場所にいるならば、
ふまれてもいいようにわざと背を低くする。
自分をだれかと比べるのではなくて、
自分らしさが活きる場所や過ごし方を
探しつづけ、その場所でオンリーワンの
輝きを放っている。
そんな雑草の生き方に、 わたしたちが
学べることは山ほどありそうです。
部員は、ほぼ日乗組員の![]()
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そしてわたし、
。
稲垣先生に糸井重里、そして樹木医の瀬尾一樹さんにも
相談をさせていただきつつすすめていく予定です。
本業や雑草に関する知識の深さはそれぞれですが、
それもまた雑草部らしいところです。
発足記念には、おそろいのパーカーをつくりました。
雑草のように、気負わず、
のんびり楽しめる部活にしていきますので、
どうぞ、よろしくおねがいします!


2024年の冬、
東京・神田にあるほぼ日の本社ビルの屋上に
「雑草プランター」を設置しました。
あれから約1年。うれしいことに
みんなのプランターに雑草はやってきましたが、
すくすく育ったり、芽生えては枯れるという
違いが出てきました。
せっかくなので春をむかえる前に
それぞれのプランターの改善をしてみることにします。
- もも
- ほぼ日の本社屋上にきました。
5つあるみんなの雑草プランターを改善していきましょう!
- メロン
- それぞれの雑草プランターに今生えているものと、
それぞれのプランターを見ながら、
どこが課題かを話して、そのまま作業していきましょうか。
- かご
- おおー。改善、たのしみですね。
- なっつ
- まずは
のプランターです。
軽石以外は100円ショップでそろえたものですが、
土の乾燥がはやくて
芽生えてもすぐに枯れちゃうのが課題でしたよね。
- メロン
- そうですね。なるべく水分を保てるように、
保水性のある赤玉土や鹿沼土の割合を増やしましょう。
- かご
- まずは貴重な芽生えを救出です。
- もも
- この芽生えは、この環境でずーっとがんばってる。
- なっつ・かご
- がんばれ〜!
- もも
- よし! 100円ショップで買ってきた
赤玉土と鹿沼土を今の土に混ぜます。
▲赤玉土を1袋(1.5リットル)追加。
▲鹿沼土を1袋(1リットル)追加。
- もも
- 下の土があたたかいー!
- なっつ
- へぇー!
- もも
- だいぶ保水性のある土の割合が増えましたね。
土の香りがするもん。
- なっつ
- たしかに前よりしっとりとしてる。
深さもあるから、しっかり根を伸ばしてほしいですね。
▲左:サラサラで水はけのいい土。 右:赤玉土と鹿沼土を混ぜてしっとり。
- かご
- では最初に救出した芽生えたちを戻して‥‥。
- なっつ
- ほら、いい環境だよ〜。
なんかテンション上がりますね、これ。
- メロン
- 最後に、少しでも湿り気を残せるように
受け皿を設置して、完成です!
- かご
- わたしたちのプランターはスプリンクラーに近く、
あまり日の当たらない場所に置きました。
背丈の低い雑草の数が多いプランターですよね。
- なっつ
- まずは枯れ葉を取り除きましょうか。
日陰をつくる葉は抜いてもいいのかも。
- メロン
- あとはプランターの中だと
根っこを伸ばせる範囲が限られている上に、
植物同士が密集しているとさらに狭くなるので、
なかなか成長しにくそうな気はします。
- かご
- 狭い範囲に70本も雑草が生えているのは多すぎますね。
いっぱい抜いたほうがいいのかな?
えー、でもどれを抜いたらいいんだろう‥‥。
- メロン
- 育って巨大化した姿を想像すると、
なにを中心に抜いたらいいかの参考になりそうです。
過去を思い出してみると‥‥。
▲2024年冬、屋上の園芸プランターにいたシロザ。
▲雑草観察ツアーで見かけたノゲシ。
- かご
- 思い出してきました。このプランターにある
シロザもノゲシも今はとっても背が低いです。
- なっつ
- ここのシロザは密集してるし抜きましょうか。
では、いきますっ!
- なっつ・かご
- あーーーーーーーーー!
- かご
- 雑草を抜くのはかわいそう‥‥。
- なっつ
- ごめんね、せっかく生えたのに‥‥。
- メロン
- ちなみにふたりのプランターは、
数えたところシロザは39本くらいいます。
2024年の冬に雑草プランターを設置したとき、
園芸プランターに大きいシロザが種をつけていたから
それが飛んできたのか‥‥。
各プランターにはシロザが多めな印象ですね。
- かご
- じゃあもったいないけど
このシロザもいっちゃいますか!
- もも
- あー、ごめんねごめんねーーー。
なんだろう、この感情。
雑草に対して罪悪感を覚えます。
- メロン
- わたしは間引け間引けと思っています。
- なっつ
- (笑)
- かご
- メロンさんは自宅のプランターの雑草も間引いてるって
言ってましたもんね。
- なっつ
- でもなんか、オニタビラコの周りは
すごくスッキリしました!
- かご
- シロザはどのくらい抜きましょうか。
半分よりちょっと少ない10本くらいとか?
- なっつ
- そうですね、10本にしましょうか。
- かご
- シロザを抜いてスッキリした気がします。
- なっつ・かご
- 完了しました! 元気に育ってくれるといいな。
- メロン
- わたしのプランターは、
左半分は屋上にいた種を植えたエリアで、
右半分は屋上にいた雑草を移植したエリアです。
ツユクサとか、移植してない雑草も
いくつか生えてきておもしろかったなあ。
▲雑草プランターに、自然に生えてきた草たち。
- なっつ
- まずは枯れ葉を取っていきましょうか。
あ! 小さな芽がたくさんがいる!
- 全員
- すごーーーい!
- もも
- かわいいー。めくったときにいるのかわいいー。
- メロン
- 土が乾燥しがちだから、
保水のために赤玉土を混ぜようと思ったけど‥‥。
小さな芽生えが多くて土を混ぜにくいですね。
- かご
- たしかに。芽生えの数が‥‥約60本!
これは土を加えると巻き込まれちゃいそうです。
- メロン
- では土を加えるのはやめて、
枯れた雑草や、大きくなりそうなものを抜きます。
めりっ(雑草を抜く音)。
- もも
- 迷いがない!
- なっつ
- 慣れている。
- もも
- 抜きますねーーー。
そしてけっこう根が長い! すごいよ。
- かご
- なんか根菜の香りがする。
- メロン
- 草によっては、化学物質を出して
他の草の成長を妨げるものもいるらしいので、
密集していたり強そうな草は抜いていきます。
そして抜けば隙間にまた新しい草がくることを信じて!
めりっ(さらに雑草を抜く音)。
- もも・かご・なっつ
- わあー!
- メロン
- さいごにコンクリート環境を意識して
石灰をパラパラパラ‥‥。
道端を再現するんだ、わたしは!
- なっつ
- サッパリしましたね。
▲枯れ草で覆われたり、ごみごみとしていたプランター。
▲サッパリしました!
- メロン
のプランターは
職場の土エリアとチリ産の天然水苔エリアがあります。
職場の土には休眠中の種がいるかも、
天然水苔にはチリの草の種がまぎれているかもという
何が生えてくるかわからないドキドキがある
プランターでしたね。
- なっつ
- 水苔エリアも1年たって芽生えがなかったので、
新しいものに入れ替えましょうか。
水苔にチリ産の種が混じっていますように〜。
ケースも取りかえて、ばっちりです!
- もも
のプランターの作戦は、
「何もしない作戦」でしたよね。
とにかく余計なことをせず置きっぱなしで、
飛んでくる雑草を待ち続けるスタイルです。
- かご
- 大きな課題もないので、
枯れ草などを取るだけにしましょうか。
それぞれの雑草プランターの改善が完了しました。
春をむかえるころには全員のプランターが
雑草でにぎわっていることを願いながら、
待ち続けてみようと思います。
雑草プランター改善編はここまで。
春以降の報告をおたのしみに!
(おわります)
2026-02-16-MON


