今年『ナイン』は大当たりする! 去年は知らなかったくせに、応援します。 |
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 東京公演まであと一週間! 22日は六本木ヒルズで無料イベントがあるぞ! ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 第二〇回 秘密を見てほしい。 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ キャストのみんなから言葉をもらっていると、 デヴィッド・ルヴォーが演出する稽古場の、 特別な雰囲気と愛情が伝わってきます。 これは日本語の「稽古」という言葉のイメージとは、 だいぶ違うかもしれません。 田中利花さんは、 「ルヴォー・マジック」を感じたようです。 池田有希子さんは、 「この役は私が作ったんじゃないのって、 勘違いさせてくれる」と言います。 大浦みずきさんは、 「ルヴォーの稽古場は入場料がとれる」と、 ほかのインタビューで話していました。 たしかに、稽古場は俳優にとって、 真剣な仕事の場所に違いありません。 でもデヴィッド・ルヴォーは、 みんなをリラックスさせるところから始めます。 新キャストが口をそろえて印象的だと言う、 稽古前の「マッサージ」もそうです。 そして、俳優という仕事を、 最高に素敵な職業だと感じさせてくれる 稽古なんだと思います。 『ナイン THE MUSICAL』には、 16人の女性たちが登場します。 そのひとりひとりに、演出家は物語を与えました。 ていねいに。細やかに。その俳優をみて。 台詞のほんのひと言から紐解く登場人物の歴史。 そこにセクシーな過去や秘密が込められ、 舞台上で活かされています。 ほんの小さなアクション── たとえば倒れた椅子を起すことひとつから、 お客さまには見えない小道具にいたるまで、 稽古から生まれた物語が行き届いています。 どの瞬間、誰をみていても物語を感じられる、 その意味でも、豊かで、グラマラスで、 世界でいちばんセクシーなミュージカルです。 では、どうぞキャストの言葉を──
(つづきます!)
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2005-05-19-THU
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