「ほぼ日」乗組員モギが歌ったカラオケ映像をもとに
音楽再現のプロ・サカモト教授に
ボーカロイドを作ってもらうという実験企画、
今日のテーマは「レコーディング」です。
(「‥‥ん? これってどういう企画?」と思った方は
ぜひ、第1回目の記事からどうぞ。
モギの「北酒場」映像もごらんいただけます)
- ほぼ日
- 今日は、レコーディングということで。
- サカモト教授
- ええ。モギさんの実際の声を3DSに登録すると
自分に似せた「ボーカロイド」を作れて、
それを「ボーカル」に設定できます。
- ほぼ日
- モギの声を登録‥‥最初からこんなことを言うのもなんですが、
それは、大丈夫なのでしょうか。
- サカモト教授
- はい、問題ありません。
「らーー♪」と言ってもらうだけですから。
あとは、このソフトがやってくれます。
- ほぼ日
- せっかくですので
動画で撮影させてもらってもいいでしょうか。
- サカモト教授
- もちろんです。
- モギ
- (サカモト教授の前に立って)
あの‥‥あ、むむ‥‥むむむ!?
これは、どうすれば‥‥。
- サカモト教授
- あーーーッ!? そうでした。
「録音画面」にするのを忘れてました.
すみません、そちらの方、
ちょっと操作をお願いできますでしょうか。
- ほぼ日
- もちろんです‥‥ちょっと頭の上、失礼します。
- サカモト教授
- どうぞ。おかまいなく。
▲突発事態により生じた、非常にシュールな画。
- 3DS
- ピコン‥‥ポコーン‥‥
(操作音)
- サカモト教授
- (頭が動かないよう、硬直したまま)
あ、そこでそのボタンを押してください。それそれ。
ここは適当にササッとすすめてください。
なんでもいいです。
- ほぼ日
- はーい。ササッ、ササッ。
えい、えい。
あ、間違えました。キャンセル、っと。
‥‥えい‥‥えいえい。
- サカモト教授
- 頭の上で実際にプレイされるのは
自分、初めてです。
- ほぼ日
- ぼくも人の頭の上でゲームをするのは初めてです。
‥‥あ、たぶん、できました。
- サカモト教授
- ありがとうございました。
ではモギさん、改めて、よろしくお願いします。
このソフト、ボーカロイドの歌手を作るときに写真がいるので、
最初は「写真撮影」。
そのまま「音声レコーディング」と続きます。
- サカモト教授
- ‥‥はい。
ありがとうございました。
- ほぼ日
- こんな感じで、大丈夫ですか。
- サカモト教授
- バッチリです。
今入れていただいた声で、モギさんの歌を再現して、
いよいよ完成です。
- ほぼ日
- といっても、これからが大変ですよね。
- サカモト教授
- かもしれません。
いまからが本番、という気持ちでのぞみます。
- ほぼ日
- ‥‥期待してます。
- サカモト教授
- 自分の持てる限りの力を尽くしてきます。
▲礼をして帰る、3DS版サカモト教授。
(つづきます。次はいよいよ、完成した楽曲の発表!)